国鉄時代の1979(昭和54)年に登場し、京阪神地区の新快速など西日本各地で活躍した117系近郊形電車が、7月21日の岡山地区を最後に定期運行を終了しました。

 

最終運用に充当されたのは86年にデビューした100番台のE-08編成でした。同編成は2015年までの約10年間、C102編成として下関地区を走っていました。

 

定期運行終了に寄せて、下関時代のE-08編成(C102編成)の写真を少々載せてみました。

 

 

下関総合車両所運用検修センターで待機する117系C102編成(右)とC103編成=2011年

 

 

下関時代のC102編成は原色を保っていました。奥は早期に濃黄色となったC105編成と14系「サロンカーなにわ」=2012年

 

 

新下関駅付近の山陽本線を行く117系C102編成=2011年

 

 

 

私自身は下関地区を去った117系にその後乗車機会はなく、このC102編成が最後に乗った同系でした。同編成は岡山に転属してE-08編成となり、このたびの最終運用に充当されたのは、個人的にはご縁のようなものを感じました。

 

一時代を築いた名車の定期運行終了は、いよいよ「国鉄」が遠くなってきたことを実感しました。

 

 

 

 

※下関時代の117系は以下の記事でも紹介しています

 

 

 

※姉妹ブログには117系から改造された115系3500番台のことを書いてみました