先日は北陸新幹線は敦賀延伸において在来線は3セクになる故、ご当地を走る521系の処遇を推理しましたが、事態は何も通勤型だけではありません。特急列車にしても大阪、名古屋発の列車は敦賀止まりになりますので、交直両用の設備はいらなくなりますね。

 

 特急列車の3セクへの譲渡は無いでしょうから、そうしますと製造コスト的にも高価な機器はそのままにするのか?あるいは撤去・改造するのかも気になるところです。その点をお馴染みのふたまたせんからです。

 

  ふたまたせんさんから

 前回に続き「こちらもどうなるの!?681・683系EC」です。来年3月に迫った北陸新幹線敦賀延伸では、JR西日本の車両構成にも大きな変化が出てきます。現在、681・683系で運行されている大阪~金沢間の「サンダーバード」と名古屋~金沢間の「しらさぎ」が共に敦賀止まりとなります。

 

 そうなると、北陸本線の交流電化区間は全く通らなくなりますので、高価な交直両用の特急電車としての持ち味は発揮されなくなります。ただJR西日本としては離れ小島的に交流電化区間の七尾線が残ってはいますが、特急電車が走る区間としてはJR西日本では交流電化区間はなくなります。

 

 止む無く681系、683系特急電車は、交流機器を下して直流専用電車化とし、既に一部が「くろしお」「こうのとり」として稼働している289系化されるのか?その去就が気になるところです。写真は、米原駅、敦賀駅等です。

 

 ※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。