紫陽花(あじさい)って心変わりとか移り気とかの代表のように言われています。
青かったり赤かったりするのは、土壌が酸性かアルカリ性かで決まる。
もっといえば土中のアルミニウムの量が多ければ青く、少なければ赤くなる。……赤っていうよりピンクでしょうか。
だから青いあじさいをアルカリの土壌に植え替えすると薄むらさきになります。
7/16 留萌浜中運動公園駐車場脇にて
そんな花の特性を知らずに勝手に七変化、無常と呼ぶ人間の身勝手。
花はそこで精一杯生きているだけで、人間の都合で生きているわけじゃない。
なんてこと思うんです。
梅雨時期にあじさいが似合うと言われますが、北海道では7月の花。
雨の日より晴天が似合う花です。
夏の訪れを告げる花です。
1つ1つの花は小さいけど、1つの集まりになって目を楽しませてくれます。
1月ほど前まで目を楽しませてくれた菜の花も1つ1つは小さいけど畑一面を染めると圧巻。
弱くても果敢に挑んでいった暗黒時代の阪神のようで……。
いつか花開くと信じることができたから、優勝したら喜びが爆発する。
そんな菜の花と紫陽花が好き。
………って還暦過ぎのオッサンが書くことじゃないか(笑)