先日の土曜日は所用で岡山に訪問していた。日曜日はフリーにして,そのまま山陽方面に観光へ。岡山で観光列車を調べると,津山に向かう「SAKU美SAKU楽」や瀬戸大橋を渡る「アンパンマントロッコ」など,意外と観光列車の種類が多い。今回は尾道観光の足としてちょうどよかった「ラ・マル しまなみ」に乗車してきたのでレポートしたい。
ラ・マル しまなみ 岡山→尾道


車内も床がフローリングになっていたり,ぬくもりのある暖色系の化粧板が使われていたりして,高級感がある。本棚やアート作品が展示されているのも,ちょっとした雑貨屋のようで「映え」がある。ちなみに車両自体は213系近郊電車の流用だ。


今回乗車する「ラ・マルしまなみ」は海が直接見れる区間が少なかったのと,このあと乗車する「etSETOra」でカウンタータイプの座席を利用するので,快適性重視でリクライニングシートのほうをチョイス。座席は形状から察するに681系特急電車などと同じタイプのようで,シートは一応特急のものと同じようだ。

「ラ・マルしまなみ」で車内インテリアを楽しんだり,車内販売で発売されている白桃ネクターなどを味わいつつ,山陽本線の車窓を眺めていれば1時間半程度の乗車時間があっという間に感じられた。尾道は新幹線で行くより在来線で行くほうが便利だが,新幹線よりも安く,普通列車で行くより楽しい移動になった。
すこしケチをつけるとすれば,窓にもラッピングが入っているので微妙に景色が見づらいところだ。せっかく大きい窓なのにもったいないと思う。
尾道観光
尾道駅に到着後は尾道ラーメンをいただき,徒歩で千光寺公園へ向かう。

千光寺山ロープウェイの乗り場は長い行列ができていたが,ロープウェイがピストン運行*1していたので20分~30分ほどで乗車できたと思う。


*1:所要3分+乗降時間をあわせて6分くらいの間隔で運転していた