80000系「ひのとり」が登場する前は名阪甲特急をメインに活躍し、特別感のあった21020系アーバンライナーnextですが「ひのとり」登場後は早々と乙特急に活躍の場を移してしまい、「2編成だけの少数派だから早期転用になったんだろうな」って思ってしまいました。乙特急への本格移行後は賢島への入線が定期化され、船津カーブを通過する姿も日常的に見られるようになりましたが本数は少ないのでまだイレギュラー感があり、何度見ても慣れません。


(2023.6.3 五十鈴川にて撮影)

 名伊乙特急に充当される21020系です。列車は賢島10:30発の7014レで、先に書いた船津カーブを通過する列車でもありますが単線区間を通過する21020系は非常に貴重であり、撮影出来たらラッキーです。ただ単線区間のある志摩線は2021年7月のダイヤ変更で普通電車が減便されたため移動は大変になりましたが・・・


(2023.6.4 近鉄八田にて撮影)

 続いては八田の高架線を走る21020系です。一見名阪乙か名伊乙のように見えますが実は富吉車庫へ向かう回送で、前面に行先表示が無い21020系では営業列車とほぼ変わらない姿にも見えるので良い感じです。特急車の回送は近鉄八田で営業列車を待避することも多く、21020系や21000系も例外ではありませんがデラックスシートの有る特急車が優等列車の停車しない駅で通過待ちする姿は格落ち感を感じられ、可哀想って思ってしまいます。