昨日に続いて、15日にデビューした東武の新型特急N100系「スペーシアX」試乗会の模様を。
今回の試乗会で、個人的に一番気に入ったのが3列配置の「プレミアムシート」。2号車に設置されている。
DRC以来の東武特急の伝統で、スタンダードシートでもシートピッチは1100ミリと広くとられているのだが、やはり隣の乗客が気にならない3列シートのゆとりは別格だ。バックシェル付の電動リクライニングシートで、シートピッチも1200ミリになっている。
実際に座って乗り心地を味わっていると、スタンダードシート車に比べて明らかに揺れが少ないことに気がついた。細かな振動がなく快適なのだ。最初は個体差か、あるいは走行区間の差かと思ったのだが、帰宅してから頂いた資料を読むと、上級グレードの1、2、6号車にはフルアクティブ・サスペンションを装備とあった。これがしっかり効いていたのだった。
デッキまわりの設備を。高級感のある洗面台、広々としたバリアフリー対応トイレ、盗難防止装置付の大型荷物置き場と充実している。
デッキ仕切りに設置されているディスプレイには、前面展望映像が流されていた。
さて、模型好きとしてはスペーシアXのミニチュアが気になるところだが、東武ワールドスクウェアでは既に走っている。カツミが製作を担当、その価格は何と一千万円と報じられている。特別な耐久性が必要な野外運転用の特注大型模型ならではのお値段だ。
東武博物館のレイアウト(ジオラマ)の方は、同館のHPを見る限り、まだ登場していないようだ。
16番スケールの模型は、エンドウが発売告知を出している。匠シリーズでの製品化で11月を予告。さて、お値段は如何に?
今のところ、Nゲージでの製品化発表はないようだが、今までの実績からいってTOMIXかな。プラレールは実車デビューに合わせて、既に発売されている。(続く)