ここ一ヶ月ほど、週末の度に追い続けてきたキハ310形。
7月16日、いよいよツアーでのラストラン当日となってしまった。
単線の水海道以北では滅多に見られない2連運用であること、そしてここはやはり常総線の風景を象徴する「紫峰」筑波山を借景に記録したいと考え、意気揚々とクルマを走らせて現地へ向かったが…。
撮影候補地としていた場所は、真夏の雑草伸び放題のお陰でドボン。
慎重にクルマを走らせながら急遽ロケハンすることとなった。
下り、上りとも、ぶっつけ本番でどうにか撮影地を決めてシャッターを切った。
下りを待っている場所で聞いた同業者のお話によると、撮影を決めていた場所の雑草で断念して移動してきた人もいたことがわかった。
悩んでいたのは自分だけではなかったようだ。
【写真1】
230716 OLYMPUS E-5+ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm SWD 1/800 F8.0 ISO200 AWB を編集及びリサイズ
キハ310形、キハ315+316。
下り列車、筑波山バックでの撮影。
もうこれで帰ってもいいんじゃない?と思ったくらい、個人的には満足の出来だ。
【写真2】
230716 OLYMPUS E-5+ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm SWD 1/640 F8.0 ISO200 AWB を編集及びリサイズ
キハ310形、キハ315+316。
上りは「急行つくばね」のヘッドマーク付きで水海道車両基地へ向かった。
このヘッドマークのために上りまで粘ることにした。
常総線でのイベントではお家芸ともいえるヘッドマークだが、60年前に作られた木製、かつて筑波鉄道で使われていたという価値あるもの。
凡そ一ヶ月の間重点的に足を運んだ関鉄常総線。
キハ310形の引退で、常総線強化キャンペーン(笑)もひとまずおしまい。
途中で「上野耕平号」に乗ったこともあり(←これに関してはいずれ別記事で…)、大いに盛り上がった一ヶ月だった。
関鉄に来て46年間活躍したキハ310形、本当にお疲れ様でした。
(230716訪問)
テーマ:鉄道