いつもありがとうございます。



1959年の「プラスチック汽車レールセット」から続く「プラレール」は、今日もおもちゃ売り場に鎮座し、またご家庭でモーター音を響かせながら走っています。

日本の鉄道のおもちゃといえばコレ! とされるまでに不動の人気があり、また類似商品は長続きしないため、60年以上も王座に就いています。独禁法には掛からないんですかね


おもちゃではありますが、後輩のトミカやアニアと同じく忠実に作られています。子供騙しをしないことで、野生の無名おもちゃとの格の差を見せつけています。

また子供を置いてけぼりにした大人向けの車両も作ることがあります。


後輩のトミカには数百円で買える普通のラインナップと、数千円の鑑賞用シリーズがあります。後者シリーズのクオリティには色々と驚かされています。

それで、プラレーラーは思うわけです。「プラレールにもハイクオリティのシリーズが作れるのではなかろうか」


「でもここ数年、セット付属の小物がチープになってきたし、最近出たESシリーズは窓や帯がステッカーでもはやハッピーセットだし…」

「でもたまにはコアなファン向けも出すし…」


とか思っていたら2023年、公式はやってくれました。


 

 

プラレールリアルクラス 185系特急電車(踊り子・緑ストライプ) 2023年6月22日発売

プラレールリアルクラス 小田急ロマンスカー3100形NSE 2023年6月22日発売



第1弾として、過去のラインナップにも存在した185系と小田急3100系NSEが登場しました。


過去の185系といえば、1983~90年生産の165系塗り替えの「おどりこ号」「新幹線リレー号」というトラウマ作だったことは、長年プラレールをやっている方ならご存知と思われます。因みに奴(おどりこ)は1999年のファンクラブ向け投票に出現。もし投票数がトップだった場合再生産もあり得ました。

一方過去のNSEは「これぞ!」という出来で、今もそこそこ人気があるように思われます。変わり種として、「ウルトラQ(円谷プロ・1966年)」の「異次元列車」仕様も存在しました。


今回のリアルクラスは、ざっくり言うなら「デフォルメではなくショーティー」です。

通常はドアや窓を縦横比を変えて収めていますが、この製品では大きくそれを変えずに収まる数だけ収めています。

かつてバンダイが製造した「Bトレインショーティー」と考え方が同じです。


細かいことは他の購入者が書いているので省略。

手元にあった車両と並べてみました。リアルクラスは大柄ですが、実際の見え方はこんな感じです。まずは185系。

まずは一番あるであろう165系との並び。


自家製リアルクラスことC11 325との並び。



前作主人公のC58 239との並び。 



同じくキハ141系SL銀河との並び。


銀河は銀河でリアルクラス的な雰囲気はあります。(側面はモールド無しですが。)


続いてNSE。

時代は異なりますが箱根登山のアレグラ号と。そういえば2両固定編成(3100系)と形式が同じですね。

因みに一番よく似合うであろうモハ1・2は奥にしまい込んでしまいました。


HiSE、VSEとのロマンスカー並び。


そして小田急スペシャルセット並び。2600系フラワートレインだけ未開封でしたが、リアルクラスと並べるために開封しています。

ちょうど2600系と3100系はほぼ同世代でした。



ということで、リアルクラスを買ってみたというだけの記事でした。