道南いさりび鉄道の「ながまれ海峡号」の乗車記をお伝えしています。
前編からの続きです。
函館山を望む信号場
続いては、車窓に函館山が望める矢不来(やふらい)信号場で17分間停車。
電線は仕方ないにしても、ちょうどいい場所に電柱がありまして…😥
この停車時間を利用して、上り下り1本ずつ退避します。

退屈しのぎに、添乗員さんが漁火で使われるライトを見せにきてくれました。
クイックワイパーは大きさの比較用だそうです😂

漁火のライトは実際に持ってみましたが、意外と軽く感じました。
しばらくは函館山を眺めながら海沿いを走りますが、山頂部分はあいにく雲に隠れています。
これだと函館山に上がっても有名な夜景は楽しめそうにありません。

海の手前側は「布海苔」の養殖場だそうです。
次の渡島当別(おしまとうべつ)駅でも停車時間がります。
この駅はトラピスト修道院の最寄り駅ということで、修道院を模した駅舎になっています。
また郵便局を併設した駅舎としても有名です。

駅舎内には、聖母像やステンドグラスがあったりして、雰囲気があります。

ここまでは案内を聞きながら、車窓や停車駅を楽しんでいた感じで、やや物足りなさを感じていましたが、この先はどうなるのでしょう🙄
木古内駅前の 道の駅
「ながまれ海峡号」は、折り返しの木古内(きこない)駅に到着しました!

木古内駅では、39分間停車します。
到着すると添乗員さんが、駅前にある「道の駅みそぎの郷きこない」に案内してくれます。
通常は18時までの営業なのですが、この列車が運行される日には営業時間を延長しているとのこと🙌

ここでは、車内で事前注文しておいた「みそぎの塩ソフト」(150円)や函館和牛コロッケ(280円)などを受け取ります。

ついでに北海道新幹線の木古内駅も訪問し、駅カードもゲットしてきました✌️

それでは列車に戻ることにしましょう😌
ディナータイムのはじまり

列車に戻ると
「どうなんd'es」のナポリタン、
「みよい農園」の冷製かぼちゃスープ、
「コッペん道土」の塩パンがサーブされました。
(左端は道の駅で受け取った函館和牛コロッケです。)

この塩パンは、塩味濃いめで絶品ですし、冷製スープは暑い夏にぴったりです😋
ただパスタは合格ラインですが、さほど特徴もなく、この後のメニューを考慮すると再考の余地があるかと思いました。
食事も一段落すると、グッズの車内販売タイムです。
「当社の貴重な収入源になります」なんて言われると、ついつい買ってしまいます😆

函館駅を出発して3時間20分。
乗客が疲れを見せ始めた頃、この列車のメインイベントが始まります😎
待ちに待ったメインイベント
それは、茂辺地(もへじ)駅での海鮮パーベキュー!
跨線橋を渡って反対側のホームに向かうと、地元の方々が、大ぶりのホタテ貝やホッキ貝を焼いて待っていてくれました!

アツアツのバーベキューを1人分ずつ箱に入れてくれます。

「いさりび海峡」号は、次々に食べ物やお土産が増えてくる観光列車で、地元の方に支えられているという感じがしました。
茂辺地駅でのバーベキューは、ぜひ一度味わって頂きたいものでした。
↓「北斗星」で寝台特急の風情を感じられます⭐️