てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

元総武線E231系 他の車両が廃車となった中生き残ったラッキーなサハたちを紹介!


こんにちは!
今回はE231系に関する記事を書いてきたいと思います。
武蔵野線や八高線のE231系は全車両が中央・総武緩行線でかつて活躍していた車両です。総武線時代に10両編成で活躍していた車両を短縮し、転属しましたが、武蔵野線に関しては、その際に多くの編成の2・5号車のサハを廃車にしました。また、八高線に転属した車両たちのサハはほぼすべての車両が廃車になりました。そんな中、やはり例外というのは存在するもので、武蔵野線に転属した編成に組み込まれていたにも関わらず、廃車になっていない元2号車のサハや、八高線に転属した編成に組み込まれていたにも関わらず廃車にならずに、武蔵野線で活躍しているサハも存在します。そのように生き残ったラッキーなサハをご紹介する記事にしていきたいと思います。

MU1編成 サハE231-901


まずご紹介するのはMU1編成に組み込まれているサハE231-901のご紹介です。この車両は総武線時代には2号車に組み込まれていた車両で、他の編成とは異なり転属対象になりました。なお、2号車が生き残った代わりに、総武線から武蔵野線に直接転属した車両としては唯一、6号車サハが廃車となっています。なぜこのようになったのかというと、B901編成の2号車についていた装置を生かしたかったため、搭載されていない6号車ではなく、2号車が選ばれたものと見られています。


MU2編成 サハE231‐64


続いてご紹介するのはMU2編成に組み込まれているサハE231-64です。この車両も総武線時代には2号車に組み込まれていました。この編成はなぜ2号車が生き残ったかと言いますと、車両が足りなかったからですね。MU2編成は元B22編成です。B22編成は2015年に、元B20,B21編成を常磐快速線に転属させるために6,7号車のサハを2両捻出しました。さらに不要となる6ドア車も解体したため、7両に組成され、保留車になっていました。当然7両編成では営業運転に就けませんので、サハを捻出した2015年から運用離脱をしていました。当時捻出したサハは元6,7号車のサハで、解体された6ドア車は5号車です。そのため、7両編成のB22編成に残っていたサハは元2号車のみでした。その状態でしばらく留置が続きますが、しばらく経ち、総武線からE231系の撤退が始まった際、E231系を武蔵野線に転属させることになり、保留車であったB22編成も対象に選ばれることになりました。ところがサハが1両足りません。そこでどうしたかというと、他編成のサハ1両と編成中に残っていた元2号車のサハE231-64を活用し、8両編成に組成することで武蔵野線に転属させました。元B22編成のサハで活用できるサハが2号車しかなかったので、そのまま転属させたということです。こういった経緯で生き残っており、このサハはかなりラッキーだと思いますよ。
元総武線E231系2号車のサハで生き残っているのは、46両中たったの3両です。(もう1両は常磐線なので今回の記事とは離れます) 武蔵野線の車両だと元B22編成とB901編成の2号車のみなので、この2両は本当にラッキーだと思います。


八高線転属編成のサハで唯一生き残ったサハE231‐14

最後にご紹介するのは八高線に転属した編成に組み込まれた車両で唯一生き残ったサハをご紹介します。そのサハが元B5編成の6号車に組み込まれていたサハE231-14です。このサハが今組み込まれている編成がMU2編成です。ここでもMu2編成が出てきます(笑)先ほど、MU2編成のご紹介をしたときに、7両しかなかったので、他編成のサハを1両持ってきたと書きましたね。その時に持ってきたのが、このサハE231-14です。B5編成は八高線に転属したので、活用するのはクハとモハ4両のみで、サハ4両は本来廃車になるはずです。実際に他の八高線に転属した編成のサハはすべて解体されています。ところが新MU2編成を組成する際に、7両しか種車がなかったので、1両足りないわけですよね。そこで余剰のB5編成のサハ1両を持ってきたわけです。このようにしてぎりぎり生き残ることができた、こちらもラッキーなサハだと思います。
このように八高線に転属した編成に組み込まれていたサハで唯一生き残ったのがこのサハE231-14です。

これらの車両が特殊なサハでしょうか。
こうやって見てみると、Mu2編成が如何にネタ編成かがわかると思います。組み込まれているサハが2両とも特殊なわけですから(笑)205系時代に比べると面白要素が少なくなったと思われるかもしれませんが、E231系にむ沼要素はありますので、ぜひ注目してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!