日本で役目を終えたDD51が、タイ国鉄で工事車両として活躍しているという記事を見た。
ただ、操作マニュアルが日本語なので、危険な取り扱いをしているとか。
それを知った日本の有志が募金を集め、技術者を派遣し指導を行った、という内容だった。
手持ちのDD51の写真を確かめてみると、古いのが出てきた。
山あげまつり号。2006年頃の写真。
カメラは持っていたのだが、当時鉄道には全く興味がなく、フィルムはすべて祭りの撮影に使うつもりだったので、自分では撮ろうとは思わなかった。
妻が使い捨てカメラで撮った写真が残っていた。
今思えば実に貴重なシャッターチャンスをみすみす逃してしまった。
その気になれば、いろんなアングルで余裕をもって撮ることができたのだ。
新宿から烏山まで往復する山あげまつり号は、2006年頃の数年で終わってしまった。
撮り鉄が車ごと田圃に落ちるなど例年大混乱を起こし、地元で顰蹙を買ったためとか、客車不足で手が回らなくなったためとか言われているが。
その後の山あげまつり号は、烏山線には入ることなく本線どまりとなった。
そして今年、山あげまつり号はなくなっていた。