E233系はなぜここまで拡大したのか。 | 新米鐵道旅!※こちらでの更新は終了しました

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今や首都圏に行けば嫌というほど見れるE233系。 

なんと現在は、中央線から始まり、京浜東北線、東海道本線、京葉線、青梅線、五日市線、根岸線、高崎線、東北本線、埼京線、川越線、横浜線、南武線、常磐緩行線をそして他多数の直通路線を持つ、日本でもなかなか見ないほど多数に増殖した車両です。

こいつはなぜここまで広まったのでしょうか。

筆者なりに2つ理由を考えてみたのでどうぞ。

一つは汎用性です。

これが一番大きいのではないかと…

E233系はいい意味で無機質なんです。
ある意味205系と似ていて、車両が使いやすすぎるために多数の路線でその車両を使用することができるんですよね。
写真を見てわかる通り、はっきり言ってそこまで面白みがあるとはいえません。
しかしこのような無機質さが逆に使いやすさを助長したのでしょうね。
時期が神だったというのも。
E233系が投入される際に、最後の国鉄戦士として走り続けていた中央線201系、205系が少しずつ引退の時を迎えていました。
E233系が最初に投入されたのは中央線。
201系を置き換えました。
201系を置き換えた2010年には205系も30年以上経っている編成が多く、その車両たちもE233系が置き換えに向かいました。
そして同時に東海道本線などで走っていた211系、まだこのときは寿命半分の公約を守ろうとしていた209系(なんと現在もたくましく現存)、そして京葉線で瀕死状態になっていたE331系などがおり、その分も全てE233系が置き換えました。
この通り、丁度E233系がデビューしたときは首都圏の車両が役目を終えるときだったのです。
運がいいとも言えそうです(JRもおそらくそれを狙って製造したのでしょうが…)
汎用性も運もあるE233系、こいつに勝る車両はなかなか出てこないでしょう…
最後にE233系の写真を連投します。
おりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ…