今日はNゲージ鉄道模型、KATOのゴハチ、EF58 150の話です。元々あまり調子が良くなかったんですが再び集電不良を起こしました。色々苦労しましたが先日の160号機と違い、KATOさんの微妙な設計変更に気付かずDCC化していたのが原因みたい..ようやく解決策を見つけ出しました。
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EF58 150(KATO 3049-2 宮原運転所車)を先日来運転している荷物列車(東海道本線 急荷32レ編成)の先頭に立たせました。約2年前の購入、ウチでは最も新しいゴハチですが..
先日のEF58 160↓と同じようにカーブで停まってしまうケースが見られました。集電不良が疑われます。(先に書いておきますが160号機とは違う所に原因があります。)
150号機を出してきたのには理由があって..新しいのに早速集電不良を起こして対策を と書いたのが半年前です↓。1買って1年半ででもう不具合か~ とブツブツ書いていたと思います😅。その時の集電安定化策として写真のように外側だけを折り曲げた銅板を仕込んでいました。上記EF58 160と同じタイプだったので大丈夫かな?と思って運転したら案の定..順調だったのは最初だけ、いくらも走らないうちに集電不良を起こしました😞。
そこで160号機の時と同じように矢印、根元側にプラ板の切れ端を追加で貼りました。160号機ではこれで上手く行ったから同じようにでしたが、150号機は全然解決しませんでした😞。
それでは台車に問題あり?と調べて見たところ、ピボット軸の受け部分にホコリの噛み込みがあったので取り除きました。量は少なかったですが、何か脂ぎっていました。
もう片方の動力台車にはギア部に黄色い塊が..グリス付けすぎ個体だったかもしれません😅。以前E2系新幹線でグリスギットリ、買って早々に集電不良を起こして拭き取ることになった..という事件がありました↓。走行中にグリスが飛んでホコリに油が付着し、取れにくかったかな?ゴハチもグリスを拭き取っておきました。
しかし肝心の集電不良は一向に改善せず、よく半年まともに走ってたな という状況に陥りました。何でよ??で更に粘って調べていきます。そこでふと気づいたのがDCC基板DN163K0a上の矢印の素子が左右に貼ったプラ板の切れ端より僅かに高く見える..これじゃー素子の方が屋根裏に当たってプラ板は当たらず..サスペンション強化になってないんじゃない??
160号機の時は上手く行ったのに何でよ?と両者を見比べてみます。そこで ははぁ..と気づきました。150号機には160号機など古いゴハチには無かった矢印の突起があるんだ..
矢印にDCC基板が乗り上げて僅かに浮いてた が原因じゃないかな~?乗り上げていたのは片側だけ、写真右側は突起に基板がかかっておらず大丈夫でした。これには気づいていなかった..最初からあまり調子が良くなかった一因かもしれません。片側でも基板が浮いていれば集電銅板との密着が悪く、銅板自体も浮きやすくなりますから...
基板が乗り上げていた部分を削っちゃいました。これで組み直したところ..
やっと順調に走るようになりました。ここに辿り着くまで長かった~😅。
何でわざわざ突起をつける設計変更をされたのか?も何となく想像できます。ライト基板が変更になって砲弾型→チップLED化され(矢印)基板のサポートと光漏れ対策で付けられたんじゃないかと思います。DCCの方は相変わらずの砲弾型ですし、そのリード線をハンダ付けする部分が丁度突起の真上に来る(リード線を差し込むよう?穴が開いているのでハンダが下にはみ出し、少し出っ張ります)のでDCC基板が浮いた ということでしょう。なるほどな~😅。走り込まないと分かりませんが、解決策になった?感じがします。DCC化するときは軽微な設計変更でも見逃すとこういうことがあるんだな~ と思いました。(新車導入したらとっととDCC化しちゃうのでこのライト基板だった?の確証が持てないんですが、導入時の記事に同タイプが写っている↓のでこれかな?です😁。)
今後順調に走ってくれればいいな と思いますが、この機関車は矢印、スノープロウ取付台座パーツが片方脱落して無くなっている..発見されず予備も無し ということも起こっています。先台車パーツを買ってくるか?..
何かと問題の多いEF58 150 宮 でした。
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