2022年 桜と海の京都周遊紀行②桜満開!醍醐寺 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

コミュニティバスで醍醐寺へ

山科駅にやってきました。

駅前ロータリーにはしだれ桜。桜の季節ですね~

ということで、今日はここから桜で有名なお寺に向かおうと思います!

 

まずは京都市営地下鉄東西線のホームへ。

 

 

六地蔵行きの列車に乗車します。

 

山科から4駅、醍醐で下車します。

醍醐といえば…そう、醍醐寺!

 

ここからバスで醍醐寺に向かいます。

 

醍醐寺といえば桜の名所ということで、観光客で賑わいます。

そのためお寺へ向かうバスも増便されていました。

 

バスのりばにできていた臨時乗車券販売所でバスの1日券を購入。

 

のりばにやってきたのはこちら、醍醐コミュニティバスです。

京都を走るバスといえば京都市バス…ですが、ここ醍醐地区は1997年の地下鉄東西線開業により京都市バスの大幅な路線廃止が行われたそう。

そのため2004年より「醍醐コミュニティバス市民の会」がヤサカタクシーに委託して「醍醐コミュニティバス」が運行されています。

 

ちなみに、醍醐寺の「交通案内」ページには京都駅・山科駅・六地蔵駅からの京阪バスと醍醐駅からの徒歩経路(約12分)は書いてありますが、なぜか醍醐コミュニティバスのことは書いてありません。

なぜだろう…?

 

お花見シーズンということで、臨時快速が運行されていました。

途中無停車なので実質直行です。

 

この臨時快速バスに乗って醍醐寺に向かいました。

 

桜の滝

醍醐寺前で下車。

入る前からすでに桜の木に出迎えられています。

 

拝観受付は少々列ができていました。

醍醐寺には有料エリアが3か所(三宝院・霊宝館・伽藍)あり、すべて入れる入場券が1500円(桜シーズン)で販売されています。

今回は全部巡るつもりなのでこの共通入場券を購入しました。

 

さっそく、まずは三宝院に入ります。

 

入った瞬間現れたのは大きなしだれ桜!

何本もの桜が今を盛りと咲き誇っています

 

 

しだれ桜というかもはやこれは桜の滝ですね…

圧倒的な存在感に言葉を失います。

 

醍醐寺が桜の名所となったのは豊臣秀吉が1598年、醍醐の花見を開催した際、約700本の桜を境内に植えたのが理由とされています。

現在でもそれを偲んで豊太閤花見行列という再現イベントが4月の第二日曜日に行われているそうです。

 

 

そんな秀吉が醍醐の花見を開催するにあたって桜の移植の他に行ったことが、三宝院の庭園の造営です。

 

国の特別史跡にもなっているその庭園、三宝院御殿から見ることができます。

 

こちらが秀吉が自ら基本設計をしたというお庭!

 

真ん中に池を配した造りで、池の中には鶴島・亀島という島が置かれています。

 

 

池の向こうにある大きな石は「藤戸石」。

天下を治める者が所有する石と言われ、室町時代から歴代の権力者によって引き継がれてきました。

金閣寺→細川氏の庭→二条城→聚楽第と移動し続け、秀吉によってここに運ばれました。

 

 

 

手前に置かれている3つの石は 「賀茂の三石」。

左の石が加茂川の「流れの早い様子」、中央が「川の淀んだ様子」、右が「川の水が割れて砕け散る様子」 を表現する枯山水だそうです。

 

池には錦鯉が悠々と泳いでいました。

 

 

それでは、次の場所へ向かいましょう。

 

秀吉も見た桜

続いてやってきたのが伽藍。

 

 

入り口の西大門の仁王像は1134年(長承3年)に仏師勢増・仁増によって制作されたものだそう。

 

西大門をくぐると、右手には切り株が点在する空き地が。

 

以前は森だった場所のようですが、2018年の台風ですべての木がなぎ倒されたようです。

元の姿に戻るにはどれくらいかかるでしょうか…?

 

伽藍の中も咲き誇る桜でいっぱい

 

ピンクの花で埋め尽くされた境内。秀吉もこの景色を楽しんだのでしょうか…?

 

 

伽藍の中に建つひときわ大きなこちらは五重塔。

醍醐天皇の冥福を祈るために建てられ、951年(天暦5年)に完成しました。

数多くの戦乱に見舞われてきた京都としては珍しく、建造そのままの姿を残し、京都府で一番古い木造建築として国宝に指定されています。

 

これが平安時代に建てられた木造建築…

よく今の世まで残っていてくれましたね…

 

 

 

 

奥の弁天堂のところまでやってきました。

池と桜。

様々な風景が見られるのも境内が広い醍醐寺ならではです。

 

 

霊宝館の桜

最後にやってきたのは霊宝館。

国宝や重要文化財だけで75000点以上、全部で約10万点以上に及ぶ寺宝を収蔵しています。

 

内部は撮影禁止ですが、ここの見どころは建物の外にも。

 

ここも桜がいっぱい!

建物の周囲を巡ってしばらく楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

醍醐駅でお昼

桜に見とれすぎて思ったより時間が経ってしまいました。

 

コミュニティバスで醍醐駅に戻ります。

 

すっかりお昼を過ぎてしまっていたので、ここでお昼ごはん。

 

美味しくいただきました。

 

食後は再び東西線に乗り、烏丸御池まで。

 

烏丸御池で烏丸線に乗り換え、京都駅に戻ってきました。

 

今日のお宿へ

少し早いですが夜に備えてチェックイン。

 

泊まるのはロイヤルツイン京都八条口。

 

2020年に開業したばかりのまだ新しいホテルです。

 

 

 

ドリンクサービスがあったのでもらってみました。

京都らしく抹茶ラテ。

 

お部屋に入りました。
1日目、まだまだ続きます。
 
 
★乗車データ
京都市営地下鉄東西線 六地蔵行き 山科(9:46)→醍醐(9:54) 50系5103F
醍醐コミュニティバス 臨時快速 醍醐寺行き 地下鉄醍醐駅(10:04)→醍醐寺(10:11)
醍醐コミュニティバス 臨時快速 地下鉄醍醐駅行き 醍醐寺(13:56)→地下鉄醍醐駅(14:05)
京都市営地下鉄東西線 太秦天神川行き醍醐(15:34)→烏丸御池(15:56) 50系5104F
京都市営地下鉄烏丸線 竹田行き烏丸御池(15:59)→京都(16:06) 10系1104F
※2022年4月1日乗車
 
 
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