大阪線で活躍するVVVF車は2両固定車が非常に多く、中間車を組み込んだ4両固定以上の編成はL/C車を除くと1620系しかいないためVVVF車と抵抗制御車の連結がいつまで経っても解消されず、1620系に2410系を連結した大阪方から2+4の6両編成も日常的に見られます。1620系は4両固定車が5編成と6両固定車が1編成ありますがトイレが無いため普段は大阪上本町〜青山町間で使用され、快速急行から普通まで幅広く活躍しています。


(2018.3.14 長瀬〜弥刀間にて撮影)

 榛原行き区間準急に充当されるVG22です。4両編成の区間準急は大阪線でのみ見ることが出来、1620系の充当も日常的でしたが2430系等の抵抗制御車が多い中でこの形式に当たるとラッキーって思え、1437系や5800系と同じ三菱VVVFの音を楽しむことが出来たので良かったです。


(2018.3.14 俊徳道〜長瀬間にて撮影)

 続いては高安ローカルに充当されるVF41です。この編成は1620系で唯一の6両固定車であり、トイレ無しのロングシート車としても大阪線では唯一の存在ですがそれ故に使いにくい存在になっていないか気になることがあり、下り方から2両目のサ1791にトイレを設置してL/C車の代走に充てられるようにすれば良いのにって思うこともあります。

 最後になりますが高安検修センター(高安北車庫)に入場していた4両固定車のVG23が車体更新を終えて入出場線に姿を現し、種別・行先表示のフルカラーLED化や前照灯のLEDライト化など外観からもわかる変化が多く出場が楽しみです。ただVG23の車体更新は予想外だったので驚いており、後期車から更新が始まったことで1422系や1220系などの初期車に更新対象外が出てしまうのかが気になるところです。