祝! TOMIX 長良川鉄道 ナガラ300形(304号)入線! | キハでGo!

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こんばんは!

本日も一日、蒸し暑い一日でしたが、まだ耐えられる暑さですが、外に出るとどこもかしこも冷房がかなりの低い温度で周っており、入ってしばらくすると寒く感じ、出ると余計に暑さを強く感じる悪循環にしんどさを覚える一日でした・・・もう少し冷房の温度を上げて欲しいと切に思うキハすきすきでしたw

 

先週も株主総会を終えた投資先の企業から報告書や配当金のお知らせが届く1週間でしたが、やはり楽しみなのが日本車輛の報告書!1枚目の通り、小冊子で昨年度の報告が届き、中には鉄道部門や輸送機器(タンクコンテナ等)の「テツ」の興味を引く写真や説明もあり、他社と違ってしっかりと目を通してしまいます。ただ日本車輛は相変わらずJR東海に依存した経営体質であり、何とか黒字を維持していますが、鉄道以外の部門は減収が目立っています・・・まぁJR東海の子会社でもあるし、赤字が続くよりはマシなのかもw

それと今年の報告書で目立ったのが2枚目の様に自社の施設見学を案内する企業がいくつかありました。写真は関西電力で蹴上発電所と琵琶湖疏水記念館の見学で、なかなか発電所を見る機会はなく、近くなので応募してみようと思います。定員越えの際は抽選になるようなので平日で応募し、当選したら有休を取っていこうと思いますw

他にもUBEも自社工場の見学がありましたが、さすがに山口の宇部まで行くのは・・・気にはなるのですがw

 

本日は先週末に届き、1週間ほど熟成wさせたJoshin箱を開封しましたw

中身はTOMIXの長良川鉄道「ナガラ300形」です。

 

車両は304号でちょっとわかりにくいかもしれませんがTOMIXの軽快気動車ではおなじみの「室内灯標準装備」となっています。

付属品は2枚目の通り、説明書と後付けパーツ(信号炎管、無線、ホイッスル)、幌パーツとあっさりしています。

 

正面からの撮影ですが、行先種別表示は「ワンマン」の「美濃太田」となっています。こちらはTOMIXの軽快気動車ではおなじみの「点灯しない」仕様です・・・orz

長良川鉄道は美濃太田から北濃の72㎞を結ぶ第三セクター方式の鉄道会社です。元は国鉄の越美南線でした。

ナガラ300形は老朽化したナガラ1形を置き換える目的でナガラ3型として登場した16m級の気動車です。車番が301~307となったのでナガラ300形と言われることもありますが、正しくはナガラ3形のようです。

車両は第三セクター鉄道等協議会が制定した標準型車両ですが、一番最初に登場した明知鉄道のアケチ10形より1m長く製造されているのが特徴です。

 

ボディはぶどう色を基本に乗降扉は緑を入れてアクセントを持たせています。

そして各車には沿線の名花をシールで貼っており、304号は「こぶしの花」です。

2枚目の通り、花と車イスマークはインクジェットなので、つぶつぶ感はありますが、こぶしの花は細かいデザインではないので、他のラッピングの様に粗さはあまり気になりませんでした。(車いすマークは小さいのでちょっと潰れ感がw)

色んな軽快気動車が存在しますが、ぶどう色はなかなか渋めのカラーリングで個人的には好きな部類ですw

 

今回、長良川鉄道の304号を購入したのはキハすきすきでもあるのですが、以前に長良川鉄道の305号(ヤマト運輸・貨客混載)(詳しくはコチラ)を購入しているのもあり、買ってしまいましたw

こちらは平成30年にヤマト運輸と貨客混載で運行する協定を結び、長良川鉄道でも開始しています。それまでの貨物は宅配事業者の職員も同乗していましたが、長良川鉄道では宅配事業者は同乗せず、本当の「貨客混載」となり、全国初となりました。

2024年の物流問題としてトラック運転手さんの処遇改善を目的とした時間外労働時間の制限変更で物流に人で不足が生じる可能性があり、対応の一つとして鉄道の利用がありますが、東海道本線などの大きな路線はすでに貨物コンテナが走っていますが、ローカル線では貨物列車をわざわざ走らせることは効率が悪く、本線からはトラックが従来どおり活躍しています。

この試みで本線から地方への輸送にトラック輸送の負担が軽減されればと・・・どのくらいの効果が出ているのでしょう・・

2枚目はこの305号の付属品ですが、304は全て灰色ですが、305は長良川鉄道のぶどう色とヤマト運輸色の2種が入っています・・・灰色ではないんですねw

 

写真は左が304号、右が305号です。

正面から見ると1枚目は304号の貫通扉に長良川鉄道の社章、305号は運転席窓の下の車番がある以外は違いはほとんどありませんが、逆にすると305号は印象が大きく変わり、貫通扉部分にもヤマト運輸のネコマークが入っています。

 

側面でお判りとは思いますが上が304、下が305です。

305号は半分がヤマト色にラッピングされています。「ひと・もの・ハコぶ」「ネコロジー 環境にやさしい物流をつくろう」のキャッチコピーなどが入っています。

まさに鉄道を使用した「環境にやさしい物流」なのでヤマト運輸の環境への配慮・取り組みプロジェクトである「ネコロジー」に合致しています。(ただ気動車なので、多少の排ガスはでますがw)

 

いつものお座敷レイアウトに入線させました。

行先は305号は美濃白鳥となっているので、すれ違いでの入線がばっちり!

長良川鉄道も全線単線なので、写真の状態は駅での行き違いですが・・下の動画では思いっきりすれ違っていますw(模型ならではの・・・ということでw)

オプションでハイモ用のTNカプラーを付けると重連もできますが、ほとんど単行で走行しているので・・・確かに大量にJC6360はストックしているのですがw(詳しくはコチラ

 

走行はどちらもスムースに走行していますが、よく見ると室内灯が304号は白ですが、305号はオレンジです。

5年前に出た305号・・・さすがに304号はリニューアル再販されており、ちょっと違うようです!

 

気になってボディを外してみるとやはり基盤のLEDに違いがありました。(上が304号、下が305号)

室内灯用のLEDは2枚目を見ていただくと304号はチップ型になっています。これで十分に光量が確保できており、1枚目のボディはどちらも同じです。よく見ると304号の室内灯用の透明板は少しすりガラス状になっており、白色の強さを抑えているようです。(抑えても十分な光量でした。)

そしてヘッドとテールのLEDもテールは同じ拡散パーツの付いた赤色LEDですが、ヘッドは304号は通常の前照形LEDチップで305号はテールと同じ拡散パーツ付のLEDでした。

こうして5年の間に効率化やコストカットされており、企業の努力が垣間見えました。

 

ついでにさらに分解すると、写真では分かりにくいのですが、モーターが304号はM13となっていました。(モーターの缶カバーが水色です。)

他のギヤ、シャフトパーツ、台車や床下のダイキャストパーツなどは品番が同じなのでモーターのみの改良です。

 

念のためにモーターも外してみましたが、モーターカバーも全く同じなので、オプションのM13モーターを買えば305号もアップデートできるようです。2枚目はそれぞれのパーツリストですが、モーター以外は全て同じでした。

値段は305号は7150円で304号が7920円とLEDやモーターがアップデートされていますが、お値段は800円程のアップで抑えられているので、モーターの信頼性アップや室内灯の光量アップはかなりお得な感じです。

 

ただ1点だけ気になったのが、実車説明が304号にはありませんでした。ケースの裏にも説明書にも・・・

確かにググればいくらでも情報はあると思うのですが、やはりケースや説明書にあると走行会でもパッと見れるのが便利かと・・・(スマホでググれと言われればそれまでですがww)

これもコストダウンの一環でしょうかw

 

ということで以前に「気動車」と「ヤマト運輸の貨客混載ラッピング」に惹かれて購入した305号のお供として芋づる式にリニューアル再販された304号を購入してしまいましたが、ぶどう色の色合いや軽快に走行する気動車はキハ好きにとっては「たまらん車両」であり、買ってよかったw

となると以前にTOMIXから発売されていた301号「緑」と302号の「鮎」もリニューアル再販されないかと期待してしまい、発表されたら予約してしまいそうですw

「せっかくなら揃えたい病」を発症してしまうと芋づる式に購入してしまい、九州のオレンジ鉄道も気が付くとくまモンラッピング(詳しくはコチラコチラ)以外に通常色(詳しくはコチラ)を買ってしまい、さらにリニューアル再販される「おれんじ食堂」(詳しくはコチラ)も予約しようか苛まれていますw

さらに樽見鉄道の「プラレールラッピング」(詳しくはコチラ)を買ってしまったことで他のハイモも欲しくなってしまう・・・

本当にこまりますねぇw

でわでわ

 

ナガラ300形ですが、やはりヤマト運輸・貨客混載や観光列車「森」&「鮎」はとんでもない値段になっていますw

おとなしく再販を待つことにしましょうw