鋸山ロープウェー 普通手回り品切符~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

「鋸山ロープウェー」は2023年3月1日に旅客運賃・料金を改訂し、普通手回り品料金は100円から200円に改訂されましたが、この改訂で「普通手回り品切符」は旧料金券に改訂印を押印して継続発売する事無く、新料金券に切り替わりました。

 

 

新料金券は荷札状の軟券から硬券となりました。

 

現行の「普通手回り品切符」では、「わたらせ渓谷鐵道」、「近江鉄道」に続く硬券化で、昨日のエントリでご紹介いたしました荷札状の軟券の持込区間は記入式でしたが、硬券では「鋸山山麓⇔鋸山山頂」が印刷となり、発行箇所の記載は無くなっています。

 

小児断片が設けられていないにもかかわらず、右上に断片の綴り孔が開けられておりますが、ひょっとして荷札状の軟券のように針金等で手回り品に括りつける事を想定して開けられた孔だったりして??現地ではそのような取り扱いは行われていないのですが・・・

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

荷札状の軟券と同様に、「ご案内」が小さい文字で5項目印刷されておりますが、さすがに航路対応の文言は無くなっており、左上に印刷された「○1」の記号は循環番号と思われます。