今は見られない列車・車両・塗色(40・寝台特急『はやぶさ』)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第40回目は、東京と南九州の鹿児島本線沿線を結んできた寝台特急『はやぶさ』です。
 
1958年に東京~鹿児島本線経由鹿児島間の寝台特急としてデビューし、
2年後には20系化、1975年には24系化され、ブルートレインの花形として活躍してきました。
その間、九州方の終着駅が西鹿児島駅へと変更されています。
国鉄分割民営化によりJR九州の受け持ちとなってからも活躍が続き、
日本一の長距離旅客列車になった事もありました。
しかし乗車率が減少の一途となり、
前回紹介の『なは』とは違い、2004年の九州新幹線部分開業を待たずして
九州側の運転区間が熊本までに短縮。
1999年には鳥栖以東が長崎方面の『さくら』と併結運転となりました。
さらに2005年に『さくら』が廃止されると今度は併結パートナーが
大分方面の『富士』へと変わり、併結区間は東京~門司間になりました。
『富士ぶさ』と呼ばれたりもしました。
そして2009年、ついに列車自体が廃止となり、
寝台特急『はやぶさ』の歴史は幕を閉じることになりました。
 
しかし、『はやぶさ』の名は東北新幹線・北海道新幹線の列車名として受け継がれています。

写真は2007年、熊本駅にて撮影。この2年後に廃止されました。



こちらは後部です。末期は14系が使用されていました。
 

 

2008年、東京駅にて撮影。
併結区間用に「富士」と一緒になったヘッドマークも用意されていました。