1987年。由利と言われても何処か分からないが、鳥海山麓線という命名は好きだった。秋田内陸縦貫鉄道が国鉄の気動車だったのにこちらは新型車ってのも乗りに行った甲斐があった。
当時はとにかく乗って、撮ってだけ。羽後本荘から2、3駅の鮎川駅まで乗って、10分ほど待って羽後本荘に戻っただけ。それでも楽しい旅だった。
おまけ、当時この辺りで訪れたかったのが羽後亀田。そう松本清張〝砂の器〟が田村正和主演で放映されて、鉄道もたくさん映っていたから録画を何度も見た。本命の木次線亀嵩駅に行けたのは更に10年経ってからになる。