下今市-鬼怒川温泉間、わずか12kmの旅路ながら36分の乗車時間は「長過ぎず、短過ぎず」。
蒸気機関車の全盛期のように「苦難の旅」ではないので、これで良いと思います。
それでもオハテ12の「展望デッキ」に出て、昔懐かしい煤の匂いを嗅ぎたくなるのは、国鉄で育った人間の性。
鬼怒川温泉では、253系と並びます。
同じ鉄道会社の血が脈々と流れているとは、とても思えない並びです。
(左)5レ SL大樹5号
(右)1082M 特急 きぬがわ2号
253系1000番代[宮オオ]
かつて急行「八甲田」・快速「海峡」、羽越本線の臨時急行「天の川52号」で数えきれない程揺られた14系座席車とはすぐに別れがたく、じっと見つめてしまいます。
5レ SL大樹5号
オハフ15 1
国鉄風に整えられたサボも、撮らずには帰れません。
眩しいグリーン帯も、撮らずに帰れません。
「オリジナルの12系には無いだろう」なんて、ヤボなことは申しません。
2023.6.26
画像ここまで鬼怒川温泉
今回はオハテ12に着席しましたが、次回は14系座席車をチョイスしようかと思います。
同
下今市