皆様こんばんは、備前国鉄道です。
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2025年に開催される大阪・関西万博を見据えて大阪メトロが中央線用に開発した新型車両「400系」が、今週の日曜日 6月25日から営業運転を開始しました。
八角形の「顔」の四隅にライトが配置されるという、鉄道車両らしからぬ奇抜なフォルムの持ち主。
宇宙船をモチーフにしたといいます。
奇抜なデザイン故に、デビュー前からかなりの注目を集めていましたね。

運行初日は都合が合わず見に行くことができていませんでしたが、営業開始から3日が過ぎた昨日、ようやく大阪へ行くことができました。
日中は走っていなかったようですが、夕方のラッシュに備えて16:45に森ノ宮から出庫する運用に406-01Fが充当されました。

先ほどご覧いただいた八角形の縁取りをはじめ、車外・車内ともに中央線のラインカラーである緑が基調となっています。
一方、優先座席や車椅子スペースがある箇所のドアは青やグレーで塗られていて、バリアフリーエリアが一目でわかるようになっているほか、外観上のアクセントとしても良いように思います。
座席は通常のロングシート以外に、一部に1人がけの固定クロスシートを設置。
全ての車両に空気清浄装置とWi-Fi、防犯カメラも完備しています。
中吊り広告を廃止してドア上部の液晶ディスプレイに統合したことで、車内が広く開放的に感じられます。
天井が黒というのも、落ち着きがあって良いですね。

400系は、今後23編成が投入される計画。
中央線は万博会場となる人工島・夢洲まで延伸する予定で、来場者の輸送を担うことになります。