皆さま、こんにちは!
今日は予讃線・卯之町(うのまち)駅の訪問記です。
自分が卯之町駅を訪れたのは
今から6年前の平成28年10月のこと。
この日はご覧のような駅舎が残ってましたが、
昨年11月に撤去され、
西伊予産の木材を多用した新駅舎に代わったそうですよ。
ちなみに旧駅舎は
卯之町駅が開業した昭和16年当時からのモノのとこと。
旧駅舎に掲げられていた駅名標は
新駅舎に引き継がれたみたいですね。
駅舎が建て替えられた理由ですが、
駅舎そのものが老朽化していたことに加えて
令和3年に無人駅化されたらしく。
駅前広場の整備を兼がね、
無人駅仕様の駅舎に代わったんですって。
駅舎が変わったことも驚きでしたが、
まさか無人化されてたとは…
だって自分が訪れた6年前は
「みどりの窓口」を備えた直営駅だったのですから。
自分は知りませんでしたが、
冬になると待合所に「愛の火鉢」と呼ばれる火鉢が
置かれていたそうですよ。
無人駅化されると
火鉢を手入れする駅員さんがいなくなったために撤去。
当然ですが新駅舎には引き継がれなかったようです。
それとJR四国の主要駅で見られる
パークアンドライド「車deトレイン」ですが、
こちらも駐車券を発券する駅員さんがいなくなって
一般駐車場に変わった模様。
現在の卯之町駅は無人駅みたいなことを散々書きましたが、
自動券売機の扱いに不慣れな高齢者のために
駅前にある複合施設「ゆるりあん」内の
「どんぶり館」アンテナショップにて、
常備券タイプのきっぷが販売されてるそうです。
構外型の簡易委託駅ってことで。
以前は一部の優等列車が通過する時代もありましたが、
現在は定期運行されてる特急「宇和海」の全列車が停車します。
予讃線の伊予大洲駅‐宇和島駅間は
普通列車よりも特急列車の本数が多い区間なので当然かな?
それでは構内を覗いてみましょう。
卯之町駅は列車の退避が可能な相対式4島式ホームによる
複合2面3線構造。
2本のホームは跨線橋で結ばれてました。
島式ホームには都会的な上屋が架けれててます。
卯之町駅には昭和16年の開業時から
予讃線が全線開通する昭和20年までの4年間、
終着駅だった時代がありました。
こちらは昭和20年に開通した八幡浜駅側の構内の様子。
線路だけではなくホーム自体も大きくカーブしており、
延伸したさきであることがわかりますぜ☆
構内全景でした。
今時点で卯之町駅に停車する最長編成の列車は
5両編成の特急でしたっけ?
長大な客車列車の名残である長いホームが
当時の姿のままで残されてましたよ。
新駅舎の竣工に合わせ、
構内を東西方向に跨ぐ歩道橋も完成したそうです。
それにしても卯之町駅、
たった6年見てなかっただけなのに
変わり過ぎやしません?
次回の四国旅では
卯之町駅の新駅舎をチェックしなくちゃ!
問題は四国までの足です。
地元の仙台空港から四国の空港に飛ぶ定期便はないので、
四国はどこよりも遠く感じてましたの。
現在は休止中である仙台空港~松山空港のアイベックス便。
いつか復活するのでしょうかね?
↑(松山駅方面)
北伊予駅(平成28年10月12日) ・構内改良後(令和3年4月10日)
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卯之町駅(平成28年10月14日)
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