八丁堀と言う地名に魅かれて決めました。
チェックインする前に荷物を預けに行ったホテルは八丁堀にあります。
八丁堀…いい響きだな。中村主水になった気分。東京にはこんな地名が残ってるのね。大阪にも私が若い頃には同心町や与力町と言う地名があったわ。
私、東京へ私も行きたい!と思った時、まず行こうと思ったのが千葉県の御宿と言う場所。大正期に活躍した挿絵画家の加藤まさをが作詞した童謡の名曲「月の沙漠」(「月の砂漠」ではないよ)加藤は御宿でこの詩を書いたんだとか。御宿に「月の沙漠記念館」があり、海岸には2頭のラクダの像がある。もちろんラクダの背には王子と王女が乗っている…その御宿に行くつもりでした。御宿には東京駅から京葉線に乗って(京葉線の車窓からネズミの国が見えるらしい。興味ないけど)…八丁堀は東京駅の次の駅。うん、実に都合が良い。で、「ずらし旅」を予約した時、八丁堀にあるホテルを選んだのだけど、その後に千葉で震度5の地震があった…御宿行きはまたの機会と言う事にしました。(またの機会は来るんだろうか?)
動画の中の歌詞は沙漠になっていますが、タイトルは砂漠になっていますね。
沙漠とはどちらかと言うと湿地のようです。それなら(内容的に)この歌は「月の砂漠」でいいんじゃないかと思うんですが、加藤まさをは御宿の海岸をイメージして「月の沙漠」と書き記しています。
「月の砂漠」と言う誤表記が多すぎる。。。(批判する気はないです)
閑話休題 八丁堀のホテルの話でしたね。そのホテルの名は「八重の翠」なんでしょう、このセンスある名前。名前にも魅かれてここに決めました。
で、で、東京駅からホテルに向かうには京葉線で一駅(さっき書いたように)。だから京葉線の改札を目指して…目指して…目指して…15分歩いた(迷った。迷わなくても10分は掛かるんじゃないか)やっとこさ改札について、ホームから列車に乗って一駅で降りて…ここは何処? 駅員さんにホテルに行くにはどう行けばと訊けば「何?そんなホテル聞いたことが無い」。。。( ̄⌒ ̄)
地上に出て(駅は地下)探しながら歩いて歩いて10分くらい歩いて…駅から徒歩3分って何かに書いてたような気がするが見間違いか?
やっとこさホテルを見つけて14階のフロントへ。荷物を預けて、その時思わず愚痴が出た…「東京駅から電車なんかに乗るより歩いた方が絶対早いですよね!」
その後、夜8時ごろにチェックインしたら、シングルの部屋を予約したのにダブルにグレードアっプしてくれていました。部屋が空いていたからだとか。(帰宅後、夫にこの話をしたら夫曰く「おまえ、絶対怖がられたんやで」 なんで?
ホテル「八重の翠」は東京駅の八重洲中央口から八重洲通りをまっすぐ10分ほど歩いた方が分かりやすいし早いです。私に言わせると。
えー、ここまではちょっと愚痴を書きましたが、「八重の翠」はなかなか良いホテルでした。まず新しい。3年ほど前に出来たばかり。(だから駅員さんも知らなかったのかな) 無駄が無い。
入り口です。
ダブルの部屋にグレードアップ。私が大の字になってもまだ広いベッドです。
洗面台です。 陶器製の(何て言うの?)
壁に桜の枝。絵でした。貼り絵かなと恐る恐る触ってみたけど確か絵でした。(覚えてないのかい。ボーッとしてたから) でも美しいなあ。
14階のフロントロビー 窓の外に小さいですが庭があります。
庭の鹿威し
14階からの眺め 私の部屋は8階で窓の外は隣のビルの壁と窓でした。企業が入ってると思うんだけど、窓の明かりが日付が変わる頃まで灯っていました。
「ブラックな会社やな」と思った…
1階のレストラン ここで朝食を執りました。
このホテルの目玉じゃないかな。「鯛茶漬け定食」です。
オレンジジュースと牛乳はフリーです。
鯛の唐揚げや卵焼きも付いてます。
ご飯はお代わり自由なので、鯛をまずはお刺身として頂いて、ご飯をお代わりしてその上に鯛を乗せてお出汁をかけて。美味しかった。( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)
このホテルの隣に「七彩」と言うラーメン店がありました。
記事が前後しますが、午後8時頃チェックインする前にこの店に入りました。
煮干し喜多方ラーメンだったかな、食べたのは。
注文すると麺を打ち始めるのでラーメンがテーブルに届くまでけっこう待ちます。
でも退屈しなかった。麵打ちを見物できるし、それに、お店の案内のお兄さんが一見やんちゃそうなんだけど英語がペラペラで、入店してきた外国人家族に英語で説明しているのを聴いているのが楽しかった。(東京、外国人観光客がものすごく多いです。ひょっとしたら大阪もかな?)
麺はちぢれ麵、ちょっと癖があるような気がする。スープが美味しかった。スープは残すようにしてるけどつい飲み過ぎました。ああ飲み干したかった…
13日、10時前にチェックアウトして東京駅に向かいました。
御宿に行く時、また利用するかもです。
八丁堀の旦那
まだ続きます。