飯山線を走る「のってたのしい列車」と言えば、
キハ110形「おいこっと」しか思いつかないあたし。
まぁ、仕方ありませんよね? 長野県民ですもの。
でもね、すっかり忘れておりましたけれど、
もう1本、飯山線を走る「のってたのしい列車」があるのです。
てか、飯山線て半分長野県、もう半分は新潟県を走る路線なので、
忘れてたって言うより盲点だったってのが本音カモ?
そんな飯山線を走るもう1本の「のってたのしい列車」を狙うべく、
今日も今日とて新潟県へ Let's Go!なあたしでございます。
キハ40・48形改 快速「越乃Shu*Kura」 8124D 越後川口 - 内ヶ巻
本日の獲物はコレ、そうキハ40・48形改「越乃Shu*Kura」号でございます。
越後川口駅から終着の十日町駅まで飯山線に乗り入れるという、
れっきとした飯山線を走る「のってたのしい列車」でございます。
「越乃Shu*Kura」と言えば、これまで鯨波ばかりで撮影しておりましたので、
日本海沿いを走るイメージが強かったあたし。
長岡から上越線を経由して越後川口駅から飯山線へ入線するなんて、
すっかり記憶の彼方でございましたわ・・・て、何年か前に乗ったくせに。
そんな快速「越乃Shu*Kura」号十日町行きを
名勝、魚野川橋梁で狙い撃ちでございます。
梅雨真っただ中、雲ひとつしかない空でしたけれど、
奇跡的に陽光が射し込んでくれましたわ。
キハ40・48形改 快速「越乃Shu*Kura」 8133D 内ヶ巻 - 越後川口
十日町駅からの折り返し、8133Dは飯山線らしいロケーションで。
沿線はこの時期、何処もかしこも夏草が絶賛成長中でジャングリー状態。
それでもプチ俯瞰出来る内ヶ巻カーブなら足回りもすっきりデス。
緑一色な景色の中、藍色のカラーリングはフォトジェニックですよね?
ずっと海バックで撮影していた車両だけに、
里山を往くシーンはホント、新鮮な感じを受けましたわ。
種車のキハ40、48形気動車の面影を色濃く残す「越乃Shu*Kura」。
JR東日本管内ではすでに定期運用も終了していて、
絶滅危惧種になりつつある形式ですけれど、
質実剛健な国鉄型気動車の面目躍如で末永く活躍してもらいたいものです。