訪日観光客が増えているようだが、富士登山を目的に来る人も多いらしい。
その中に、この富士山下駅に来てしまった人がいたとテレビで見たことがある。
この駅は上毛電鉄の駅で、群馬県桐生市にあるので世界遺産の富士山とはかなり離れている。
成田からここに来るにはかなり時間がかかるし、その間確かめてみることさえしなかったのはズボラと言われても仕方がないだろう。
昔、サークル活動で霞が関に集合したことがあったが、ひとり川越の霞が関に行ってしまったソコツ者がいた。池袋から逆方向になるが、道順を教えた先輩も教わったソコツ者も思い込みが先に立ってしまったらしい。青春時代のエピソードが蘇ってきた。
ソコツな外国人も、便利なナビに慣れきってしまったのかもしれない。
ソコツな外国人は、ここの富士山に登ったのだろうか。
せっかくここまで来たのだから、桐生の伝統的建造物群を見学するのも十分価値があると思う。
ソコツなエピソードに思わぬ価値を加わえることができるだろう。
桐生に来たついでに電車の写真を撮ろうとここに来た。
今思えば、ここの富士山や小さな踏切の写真、駅名の写真も撮る遊び心があってもよかったと思うが、この時は電車を撮ることしか頭になかった。