番外 3年ぶりの全面ラッピング車です、今回初撮影、西肥バス2代目「艦これ」全面ラッピング車両紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 令和元年9月から翌令和2年にかけまして、西肥自動車(西肥バス)ではあるラッピングを施しておりまして、福岡~佐世保線「させぼ号」系統(福岡~ハウステンボス線を含むため)に使用されまして大変注目を得ておりました。
 
 それがC2機関「艦隊これくしょん」こと「艦これ」ラッピングバスでありまして、令和元年9月に開催されました佐世保鎮守府開庁・佐世保港開港130周年を記念しましたイベント「130th SASEBO 2019」の開催のためにラッピングバスがF649(三菱2TG-MS06GP~以下は高速車が全車三菱ふそうのため「三菱」省略)に施されていたものでありまして、それに関します表示が車体中央に、車体後部にはキャラクターも見られておりました。
 
 そもそも、この「艦これ」とは、元々は育成趣味レーションゲームからなるものでもありましたが、その後はアニメ版が放映されましたし、さらに劇場版も上映されているなど、この「艦これ」のファンも多いのも特徴でもあります。
 
 
 この「艦これ」ラッピングにありますキャラクターは、「艦これ」登場人物(艦娘)のキャラクターとなっておりまして・・・
 
 「佐世保の時雨」と言われます、駆逐艦娘「時雨(右)
 
 航空母艦(正規空母)「赤城」
 
 「しーちゃん」とも言われます、「C2機関」のイメージキャラクター「C2機関娘」
 
 そして「艦これ」の猫キャラクターでもあります、「鎮守府猫」が見られておりました。
 
 そんなこのラッピングは、当初は令和元年10月まででありましたが、好評であった事から令和2年5月末まで運行期間が延長しておりました。尚、このF649はその後「波佐見」ラッピングを施しておりまして、現在は波佐見町をアピールする車に変わりながら運行しております。
 
 
 その後、今年に入りましてC2機関とのラッピングがリアのみでありましたが見られておりました。画像のF634(2TG-MS06GP)では西肥バスのイメージキャラクター「さいちゃん」でありましたが、相方F635では駆逐艦娘「時雨」も見られております。
 
 
 そして、C2機関の全面ラッピングも、3年ぶりに見られるようになりました。今回はその姿をこのほど収める事ができておりましたので、皆様にご紹介してまいります。
 
 

 今回のラッピングは、佐世保市内におきまして「C2機関佐世保本園生「艦これ」公式コラボイベント、Operation SASEBO Expedetion 」が開催される事を記念したものでありまして、2TG-規制車が全車何かしらのラッピングが施されていた事もありまして、今回初めてQTG-規制車でありますF622(QTG-MS96VP)にて施されております。

 

 (ラッピング前、「裸」の姿)

 

 

 ここからは、撮影しました佐世保駅前バスセンターでも模様をご紹介します。この日「させぼ号」で福岡を発ちまして、約1時間45分ほどで佐世保駅前バスセンターへとやってまいります。

 

 F622が終点でもあります佐世保駅前バスセンターに入ってまいりました。それにしても、今回のデザインを見ましても、上の画像にもあります前回のF649に施されていましたデザインに類似している事がわかるのではないでしょうか。私自身も最初はF649かな?とも思ったほどでもありましたので、それだけデザイン自体が類似している事も伺える所ではあります。

 

 この車の公式側後部には、「佐世保の時雨」と言われます、駆逐艦娘「時雨」が見られております。先述のように、前回は「時雨」は非公式側後部に見られていただけに、今回は反対側で見られている事がお分かりいただけます。尚、今回非公式側は西肥バスのイメージキャラクターでもあります「さいちゃん」が見られておりまして、こうした所もC2機関とコラボしている事がわかるのではないでしょうか。

 

 そして、リアは前回と同様、「しーちゃん」とも言われます、C2機関のイメージキャラクターでもあります「C2機関娘」が左側に、その右側には「艦これ」の猫キャラクターでもあります、「鎮守府猫」が見られておりまして、港町佐世保らしく浮きにしがみついている姿がよりかわいらしいでしょうか。

 

 

 さて、この後F622が佐々町の北部営業所へと回送します。ちなみにこの周辺だけで10数名ほど撮影された方がいらっしゃいまして、この「艦これ」の関心さが伺えておりました。

 


 こうして、北部営業所へ向けてF622は回送して行きます。この日の運用は、福岡→佐世保間片道のみでしたので、運用上はこの日は福岡へはこの後行かない運用となっていました。それにしても、やはり先代F649の印象がこのラッピングからも来るような感じです。

 

 

 今回は、西肥バスの2代目「艦これ」ラッピングの姿に関しましてご紹介しましたが、これまでも西肥バスをはじめ佐世保市などともコラボレーションをやって来ていた所からも佐世保と「艦これ」の関係差を伺わせているようにも思う所でもあります。また、ご覧の皆様もご存知の通り、佐世保の町は港町でもあります。それに実際に基地までも存在している所でもありますので、そう言った所からもまさにイメージ通りの印象でもありましょうか。ご覧の皆様も、まだラッピングを拝見していない方は拝見していただければと思いますが、収める際には必ずマナーを守りましてから撮影していただきたいと思います。