加工中で仕掛りになっているキハ53-200番台ですが、進捗状況もすっかり忘れてしまい、過去の投稿記事を見ながら、関連部材をチェックしていたら破損していました。

 

車体は、ボディの東北地域本社色のクリーム色再現に四苦八苦、やっと塗り終えたら塗面が酷い肌荒れ状態。IPAに浸けて塗装のやり直しをしたところまでの進捗でした。

 

下回りは完成していましたが、カプラーに異常を発見。

 

片側(後位側)の密自連形TNカプラーは問題ありません。

 

残る片側(前位側)の密自連形TNカプラーが、異常な形状で連結不能になっていました。

 

 

下回りは、加工中の他の気動車の物と纏めて、引出し式のプラケース(→こちら)に収容していました。このプラケースを床面から1m位の高さの場所で保管していたのですが、以前に不注意からプラケースごと床に落下させてしまい、引出しの中身が床に散乱したことがありました。飛び散ったパーツを搔き集めて引出しに再収容した時点では気付きませんでしたが、どうやら落下した衝撃で片側のTNカプラーの一部が外れてしまったようです。

 

別の日に、故障したパソコン用プリンターを破棄するためバラバラに分解したことがあり、部屋の掃除をした際に黒色で先の尖ったプラ破片を拾い、見掛けぬ形状からプリンターのプラ破片と判断して破棄したのを覚えていますが、実はTNカプラーの外れた片割れだったようです。TNカプラーに対し無知(→こちら)なこともあって、落ちていたプラ破片を一目見た時に、TNカプラーの一部であるとは思いもしませんでした。復元しようにも今となっては後の祭りです。密自連形TNカプラー(SP)を改めて入手せねばなりません。

 

加工にモタモタと時間ばかり掛けていると、思わぬアクシデントに見舞われるリスクが高くなるだけとの教訓でした。(反省)

 

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