名古屋近辺で近鉄電車を眺めていると見慣れた標準塗装車のほかに全面ラッピングを施した車を見ることが出来、その中でも名泗コンサルタントとCTY・CNSは定番のラッピング車だと思っていますがどちらも長年続いているだけに何度も編成交代が行われており、現在は名泗が2000系XT12と2444系G45、CTY・CNSが2800系AX04になっています。役目を終えたラッピング車は基本的に標準塗装に戻りますが中には別のラッピングを施して返り咲く例もあり、他線区(奈良・京都・橿原)ではあるものの5800系DH01(帝塚山大学→標準塗装→志摩スペイン村)がそれに該当します。


(2023.6.4 近鉄八田にて撮影)

 富吉行き普通に充当される2800系AX09です。この編成は現行の名泗ラッピング(水色ベース)を施した最初の編成であり、非ワンマン車であるため主に名古屋線で準急や普通で活躍していましたがXT12やG45とは異なり前パン車なので特に目立っていました。


(2023.6.4 近鉄八田にて撮影)

 続いては近鉄名古屋行き普通に充当される2430系G46です。この編成も名泗ラッピングの経験があり、当時は白色ベースのものでしたが同系の全面ラッピング車は大阪線では見なかったので新鮮に感じられ、現在運行中のG45もそうですが狙うのが楽しみな編成になっていました。