昭和37年に開業した青梅鉄道公園(東京都青梅市)だが、今年9月より大規模なリニューアル工事を実施。約2年後の2025年にリニューアルオープンの予定。建物の老朽化が理由の1つだが同園自身幼い頃から何度も訪れた場所で、レトロな雰囲気ある施設に愛着があってそれがなくなる事への寂しさを感じる。

時代の流れで致し方ないがそんな思いである雰囲気を味わうべく、先日工事前最後の見物をしました。

 

下矢印 建物外観。レトロな雰囲気漂うがこの光景も見納めとなる(連続3点)

 

 

 

下矢印 建物内2階(連続2点)

 

 

下矢印 同じく建物内2階。3階へ通じる階段(連続2点)。かつては同階にレストラン、屋上広場があったが今では閉鎖されている

 

 

鉄道施設のネタでは展示車両が欠かせないがリニューアル → 解体が迫ってる中、建物そのものも展示車両同様貴重な光景となる。

 

下矢印 建物1階のジオラマ。ジオラマ車両も時代と共に変わっているのがわかる

 

下矢印 館内では青梅線他鉄道の歴史等も掲示されている(連続4点)

 

 

 

 

下矢印 上写真「50年のあゆみ」に提示されている写真の1つ。これなしに同園の歴史は語れない(と思っている)程の重大な出来事。昭和57年に猛威をふるった台風18号による土砂崩れで展示の機関車が被災。自身当時小3でこのニュースに衝撃を受けました

 

下矢印​​​​​​​ 建物2階から園内の様子。リニューアル後はこの様子も変わることでしょう(連続3点)

 

 

 

下矢印​​​​​​​ かつて青梅線で活躍していた旧型国電(昭和53年同線から引退)。自身物心がついたあたりに現役で運転された車両に乗った記憶がわずかにある。うろ覚えか夢だか定かではないが、乗降ドアが開いたまま走行していた気がする

 

 

下矢印​​​​​​​ 建物2階に展示の101系車両(2017年5月撮影)。幼い頃これ見た時すごくほしくて自分の家に持って行きたいと思ったほど。物欲が失せた今でこそそこまでの欲はないが、リニューアル時に展示品の見直しをするそうでリニューアル後も是非とも残してほしい思いです

 

下矢印​​​​​​​ ミニSLが運行されてた場所(連続3点)。「弁慶号」って言うんだ?1回だけ乗った事ある。幼い頃家族で訪れた時、母親にねだって乗せてもらった。この状況では再開の見込みはないですね

 

 

 

下矢印​​​​​​​ 園内下には新幹線0系車両を展示

 

以上。

 

工事にあたっては建物のみならず、展示車両の見直しも行われるようでリニューアル後がどうなっているのか、フタを開けてみない事には全くわからない。最低でも今展示されている分は全て残してほしいのが個人的な思い。いずれにせよリニューアル後も青梅線の歴史を伝える、同園でしか味わえない鉄道施設であってほしいと願うばかりです