皆さま、こんにちは!
先週、広島県は福塩線の駅めぐりを楽しんできました。
現地に着いて知りましたが、
ここ数年の間に駅舎が改築された駅が多数あるらしく。
なぜ早く訪れなかったのかと後悔していたところです。
今年の下半期はJR西日本エリアの駅を
重点的に周るべきなのかも。
そんな福塩線の駅の様子は
後日のブログでUPすることにしまして…
今日は4月に訪れた富士急行線から
東桂(ひがしかつら)駅の訪問記です。
ステキな木造駅舎が残る駅でした。
昭和4年に開通した富士急行線(大月線)。
東桂駅は路線の開通に合わせて開業した駅で、
駅舎もその当時からあるモノだそうですよ。
見てくださいよ、駅舎の堂々とした佇まいを。
屋根が傾いているように見えるのは気のせいかな?
業務委託駅のために駅舎が残されてるみたいですけど、
貴重な戦前築の木造駅舎です。
いつまでも姿を留めていることを願ってますぜ☆
東桂駅には
駅ファンの間では有名な看板が掲げられてまして…
月極駐車場の募集案内ですが、
国鉄型特急電車らしき車両が描かれているのです。
ドアの枚数が違う等々のツッコミはしないことにしまして
最近まで富士急行線に乗り入れていた
183系電車ですよね、コレって。
なぜ自社の電車を描かなかったのかというツッコミは
入れさせていただきますよ。
駅舎内の様子です。
自動券売機とICカードの読み取り端末が置かれてました。
待合室のベンチは後天的に付け足したモノかな?
黒板タイプの運賃表がレトロっぽくてイイ感じですね。
コントラスト的にも見やすいですし。
ぜひ見習ってほしいです。
続いてはホームにイン。
東桂駅は列車の行き違いが可能な
相対式ホーム2面2線構造でした。
2本のホームは構内踏切を中心に
千鳥配置されてましたよ。
東桂駅の構内には、
富士急行線内の他の駅では見られない
ユニークなモノがありました。
ひとつめはこちらです。
かつて使われてた貨物ホームがあるのが見えますかね?
富士急行線では昭和53年まで貨物列車が運行されてましたが、
東桂駅では業務委託駅化された昭和46年まで
貨物の取り扱いがあったと思われます。
それまで電車が貨車を牽く姿がここで見れたのですよ。
そしてこの貨物ホームですが…
なんと!上に民家が建っちゃってるの。
そしてもうひとつ、ホームからも見える、
富士急行線内に3つある変電所のひとつである
東桂変電所の最寄り駅なのです。
駅前に掲げられてる観光案内の看板にも
東桂変電所が記載されてましたっけ。
変電所は観光地なのかな?
鉄道施設が大好きな自分。
もちろん東桂変電所も見てきましたよ。
変電所は駅の西側にある住宅地の先にありました。
現地に到着すると
旧社名の「富士急行」が残る看板を発見。
柵の外から変電所をジロジロ眺めてましたが、
ひょとして自分、
不審者として通報される可能性アリ?
ご近所のワンコに吠えられてたので
変電所ウォッチはほどほどにし、再び駅に戻ったとさ。
…以上、駅ファン的な見どころが多い東桂駅でした。
ところでホームの上に建つ民家さん、
下が鉄道用ホームだったことを知ってるのでしょかね?
この景色を眺めながら
平成元年に廃止された紀州鉄道・日高川駅が
頭の中を過ってましたが、
全国的にも珍しい光景だと思いますよ。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
富士山麓電気鉄道富士急行線
大月駅
都留市駅
谷村町駅
都留文科大学前駅
東桂駅(令和5年4月18日)
三つ峠駅
河口湖駅
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