名古屋線系統で活躍するラッピング車というと名泗コンサルタントとCTY・CNSの印象が強い私ですが現時点では名泗のみ2編成存在しており、どちらもワンマン対応の3両固定車であるため湯の山線や鈴鹿線にも入線します。現在のラッピングは水色ベースの明るいもので、のどかな風景にもよく似合うって思うこともありますが2013系「つどい」の最初のラッピングデザインを思い出させてくれるため気に入っており、撮影することが出来たらラッキーです。


(2023.6.4 近鉄八田にて撮影)

 準急運用に入る名泗ラッピング車の2000系XT12です。この種別は日中に名泗ラッピング車を充当することの出来る唯一の優等種別であり、八田付近の高架線を高速で通過する光景も見られますが普通電車に充当されることの多い名泗ラッピング車が高速で駅を通過していく姿はイレギュラーに感じられ、凄さも感じられます。


(2023.6.4 近鉄八田にて撮影)

 準急で近鉄名古屋へ向かったXT12でしたが折り返しは準急ではなく富吉行き普通でした。運用の都合で準急から普通、または普通から準急に変わることはよくありますが当該がラッピング車など注目の編成だとリズムが崩れることがあり、「さっきまで準急に充当されていたのに・・・」って感じることもあります。