光善寺駅【大阪府】(京阪本線。2022年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
大阪府枚方市南西部、淀川の近くに広がる住宅街に位置する京阪本線の駅で、駅北西側、淀川の近くにある光善寺への最寄駅、そして高架化事業中で、将来は北側の直線区間にホームが移設される予定の、
光善寺駅 (こうぜんじえき。Kozenji Station) です。  
  
  
駅名  
光善寺駅 (KH 19) 
 
所在地  
大阪府枚方市   
 
乗車可能路線  
京阪電気鉄道:京阪本線  
 
隣の駅  
淀屋橋方……香里園駅  
三条方………枚方公園駅  
 
訪問・撮影時  
2022年11月  
 
 
駅概要 (2023年6月現在)   
駅形態……………地平駅(1910年開業)。
駅舎………………橋上駅舎(1998年改築)。東西自由通路を兼ねています。
出入口……………西口、東口。
バリアフリー……○(東西出入口、各ホームともエレベーター設置)。
点字ブロック……各出入口~各改札~各ホーム間に設置。
駅前広場…………なし(バス停留所は東口付近に設置)。
 
 

 

正面口に相当する西口です。上写真は東を、下写真は南を望む。
駅の東西を結ぶ踏切のすぐ西側、1番線ホームの三条方(北側)の端に出入口があります。
橋上化以前はこの場所に西口駅舎があり、踏切を挟んで東側に東口駅舎がありました。当時は改札内に連絡通路が無く、行先により駅舎を選択する必要がありました。
西口・東口とも駅ビルは存在せず、橋上駅舎行きの出入口が設けられているのみです。
 
西口は階段・上りエスカレーター・エレベーターの設備を有しています。
駅前広場はありません。バス停は東口側にあります。
出入口は車道に面していますが、踏切が自動車通行禁止のため、ここを通る自動車はほぼゼロです。但し、自転車やバイクが飛ばしてくる可能性があるため、注意が必要です。
 
 

西口駅前です。西を望む。左手に西口出入口があり、後方に踏切があります。
前方に延びる狭い通り沿いに小さな商店街が形成されています。駅前に自動車が乗り入れるのは困難です。
駅から離れると住宅街が広がっていますが、田畑も一部残っています。
南西約100mには昭和の香りが漂う商業施設「光善寺駅前デパート」があります(百貨店ではない)。
また、約200m西を国道1号線が南北方向に通っており、その西側にも住宅地が形成されています。
国道1号を越えた先、駅から約800m北西には、駅名の由来となった光善寺があります。
光善寺からさらに500mほど西へ進むと、淀川の河川敷に到達します。淀川の対岸は高槻市です。
 
 

 

こちらは東口です。上写真は南を、下写真は東を望む。
2番線の裏側に側道が通っているため、出入口は側道を跨いだ先の左(東)に設置されています。
階段・上りエスカレーター・エレベーターの設備を有しています。
東口にも駅前広場はありません。前後方向に延びる側道沿いにバス停留所が設けられています。
 
 

東口駅前です。西口前の踏切より東を望む。踏切の先、側道を渡った先の右に東口出入口があります。
駅東側も住宅街が広がっています。商店は西口前より少ないです。
すぐ東には丘陵地が広がっていますが、そこも宅地開発されています。
約350m東には大阪府立いちりつ高等学校があり、約1.2km東には大阪府立香里丘高等学校があります。
 
 

 

橋上駅舎2階にある改札口です。南を望む。右後方が西口、左前方が東口です。
 
駅員配置………有人駅(無人時間帯に対応するため改札内外にインターホンあり)。
自動改札機……あり(6通路)。
ICカード………利用可能(『PiTaPa』エリア内)。
幅広通路………あり(窓口に面した右端通路。点字ブロック設置)。
有人通路………あり(窓口に面した右端通路)。
窓口……………あり(改札窓口のみ)。
自動券売機……あり(改札口の右手前。ICチャージ可)。
自動精算機……あり(ICチャージ可)。
トイレ…………改札内コンコース(多機能トイレ併設)。 
改札外設備……飲料自動販売機・証明写真発行機・銀行ATM。 
改札内設備……飲料&アイスの自販機、コインロッカー。スマホ充電器レンタル設備。 
売店……………なし。  
コンビニ………なし(最寄店舗は西口駅前の「ローソン」)。
 
1階にある各ホームとは階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれています。光善寺駅はバリアフリーに対応しています。
 
 

1番線に設置の吊下式駅名標です。電照式と思われます。
京阪の新デザインで、駅ナンバリング「KH 19」が併記されています。
 
 

 

駅構造……地平駅(南南西~北北東方向)。ホームはカーブ地点に設置されています。
配線………相対式ホーム2面2線。
 
右ホーム(西)が1番線で上り三条方面・出町柳方面(京都方面)、左ホーム(東)が2番線で下り京橋・淀屋橋方面(大阪方面)です。
 
ホーム有効長……8両分。
ホームドア………なし(2022年11月時点)。
ホーム幅…………全体的に狭いですが、これでも拡幅されています。
上屋(屋根)………三条方(手前側)の約6.5両分。雨天時に降車の場合は三条方の車両へ。
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、空調完備の待合室(1番線のみ)。   
ホーム上設備……係員詰所(1番線の淀屋橋寄り)。
 
三条方の上空に橋上駅舎があります。
 
写真は2枚とも1番線より淀屋橋方を望む。
 
 

 

写真は2枚とも1番線より三条方を望む。
当駅はカーブ地点にホームがあり、さらに通過列車用にカントが設けられている影響で列車は傾いた状態で停車することになり、その結果、特に1番線(上り山上方面)はホームと列車の間に隙間が生じるため、注意喚起放送を流し、ホーム端を紅白縞模様「注意喚起シート」を付けて隙間を目立つようにしています。さらに隙間の下からLED照明で照らし、転落した場合に備え転落検知装置が設置されています(Wikipediaの本文を引用)。
尚。高架化の暁にはホームが北側(三条方)の直線区間に移設される予定です。
 
また、左側1番線の淀屋橋寄りには2階建ての係員詰所があり、その出入口部分にはエレベーター設置前に使用されていたと思われるスロープ出入口(現在は閉鎖)が残っています。
 
 

1番線より淀屋橋方を望む。
この先、左へ右へカーブしながら住宅街の中を南下します。そして前方にそびえるタワーマンションが近づいてくると寝屋川市に変わり、市街地に入って快速急行停車駅である香里園駅へと至ります。
 
 

1番線より三条方を望む。
1番線のホーム端の先には、狭い用地が影響して西口出入口の階段があります。その結果、1番線ホームが右の2番線ホームから見て淀屋橋方(手前側)にずれています。
 
この先、田園が残る住宅地の中を北東へ走り、国道1号線の陸橋をくぐると左へカーブして、右手に「ひらかたパーク(通称:ひらパー)」を見て北北東へ走ると住宅街の中にある枚方公園駅へと至ります。「ひらパー」への最寄駅です。
 
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2022年。          
 
2022年になって初めて下車しました。狭いスペースに設置された2面2線の駅で、北側(三条方)に橋上駅舎があります。出入口も用地の制約で苦心の跡が見られます。駅前は住宅街で、東口駅前の側道を除き狭い道だらけです。
  
鉄路のみで  
東京から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。新幹線で京都まで。奈良線~東福寺から京阪本線(急行以上通過)。 
梅田から・・・当日到達可能、日帰り往復可能。環状線で京橋まで。京阪本線の準急利用が無難。
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり (西口駅前に「ローソン」あり)    
飲食チェーン店・・・なし 
 
東京からの到達難易度もさほど高くありません。京阪本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は光善寺駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:京阪電気鉄道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)