前回に続き「北東北・道南地区攻略の旅」、今回も旅先から2日目の報告です。
朝ホテルで起きてカーテンを開けると昨晩は暗闇で気付きませんでしたが、
見覚えのある車両。
今日の出発駅「大館駅」に向かう途中にありますので、
あとで立ち寄ることにしました。
青森周遊後、北海道へ
そんな2日目の予定スケジュールは
◆大館駅 発 8:41
◆東能代駅 着 9:25
発 11:00 五能線起点
◆川部駅 着 15:05 五能線終点
発 15:34
◆青森駅 着 16:25
発 16:42 津軽線起点
◆蟹田駅 着 17:19 津軽線(仮)終点
発 17:27
◆青森駅 着 18:02
発 18:10
◆新青森駅 着 18:14
発 18:41 北海道新幹線起点
※はやぶさ31号
◆新函館北斗駅 着 19:44
発 19:55
◆函館駅 着 20:10 函館本線起点
とこんな感じです。
まずは五能線起点の東能代駅に向かいますが、五能線のダイヤに合わせて大館駅出発は非常にのんびりした8:41発です。
これまでも宿泊遠征は何度も経験してますが、朝ゆっくり出発できることは少なくて、今回はホテルでのんびり朝食を採ることができました。
ホテルをチェックアウトして、早速先ほどの所へ向かいます。
目的地直前に廃線となった踏切発見。
GoogleMapで調べると、小坂精錬小坂線の廃線跡だそうです。
踏切はさすがに機能してませんが、廃線跡の割には手入れが行き届いてます。
GoogleMapで経路を辿ると最終的には
という施設にたどりつきます。
魅力的な施設ですねー
地元有志にて観光客のための手漕ぎトロッコが運用されているそうです。
この写真の真後ろに、デーン!
「青がえる」です。
やはり以前渋谷駅前にあった「青がえる」そのもの。
いつの間にか無くなってましたので、どうしたのか気になってましたが、ここ大館市は秋田犬の故郷ということで大館市に移設されたそうです。
そんなこの場所は
「秋田犬の里」という施設でした
大館駅に向かいます。
現在大館駅は駅舎建替を含めて駅全体を改良工事中です。
プレハブの仮駅舎。
建築中の新駅舎。
今日のスタートは
8:41発の秋田駅行き普通電車です。
いつもお世話になっているNewDaysでモーニングコーヒーを買って、早速改札を入ります。
今回使用している「大人の休日倶楽部パス」はNewDaysでのお買い物が1割引になりますのでありがたいですね。
ホームに出てみると、昨晩到着した時には気づかなかった花輪線の終点ポスト。
JR東日本秋田支社管内のサービスの良さが光ります。
起点駅にあるのは知ってましたが終点駅にもあるとは
8:41大館駅出発。
五能線起点「東能代駅」に向かいます。
この区間は以前奥羽本線攻略時に乗車してますが、その時は日も暮れて闇夜の中を乗車しましたので、限られた区間ながら今回の乗車は新鮮です。
9:25五能線起点の東能代駅に到着。
この駅では次の五能線まで1時間半ほどありますので、まずは五能線起点の写真。
それと0キロポスト。
JR東日本秋田支社管内の0キロポストはこの形で、起点推しがすごいです。
2種類ありました。
このライン上、奥羽本線ホームには
奥羽本線の356キロポスト。
そしてその目の前のレールには
356km推しがすごい
たっぷり待ち時間がありますので、駅内を散策。
五能線の起点駅だからか引き込み線が非常に多く、貨物ターミナルもあります。
この写真の奥の方に転車台もあります。
転車台ど真ん中辺りに
「JR」のロゴ。
転車台を発見すると勝手にノスタルジーに浸ってますが、現役の転車台なのかもしれません。
そんな東能代駅でした。
10:37折返し運転となる五能線入線。
JR東日本はJR北海道と違い、僻地のローカル線であっても新造車なので気持ちがいいですね
ノスタルジーに浸れる国鉄の気動車もいいんですが
しっかり休んだ後、11:00五能線で東能代駅を出発。
車内は観光客でいっぱいです。
この先を右に入っていくと五能線です。
左は奥羽本線。
ここからは日本海沿いに4時間超の長時間乗車です。
日本海側育ちの私が見ても荒々しいですね
途中の深浦駅や鯵ヶ沢駅では10分以上の停車時間がありますので、気晴らしもできます。
で、鯵ヶ沢駅。
4時間以上にわたる長時間乗車を終え、なんとか15:05終点川部駅に到着。
早速終点写真です。
ここにも終点ポスト。
次は15:42発の電車で青森駅に向かいますが、
少々時間がありますので、駅を出てみました。
どうやらこの駅、昔は有人駅だったようで、5月から無人駅仕様の新駅舎が供用開始したようです。
旧駅舎。
新駅舎。
新旧そろい踏み。
いい時間になりましたのでホームに戻ります。
15:42川部駅を出発。
またもや奥羽本線。
途中、行き違いの貨物列車が遅れていたため4分遅れの16:29青森駅着です。
遅れて着いても慌てちゃダメです。これまでも青森駅には数回来てますので勝手はわかりますし、何だか帰ってきたような気分です。
青森駅で津軽線の起点写真。
で0キロポスト。
しっかり「津軽」の表記があります。
このポスト裏面にも、
「津軽線起点」の表記。
親切ですね。
16:42青森駅を出発して津軽線「蟹田駅」に向かいます。
途中北海道新幹線と並行してますね。
そりゃそうですよね。
北海道新幹線開通前の青函トンネルに在来線が通ってた時は、青函トンネルからこの津軽線を通じて青森駅に運行していたわけですもんね。
ED79牽引の「ドラえもん列車」が思いだされます。
今でも貨物列車は津軽線⇔青函トンネル⇔道南いさりび鉄道と繋がってます。
と書いていたら偶然にも途中の「郷沢駅」でEH-800牽引の貨物列車と行き違い。
北海道からやってきたんですね。
在来線も新幹線も運用できるってすごいですね。
17:19蟹田駅到着です。
本来の津軽線の終点はこの先の三厩駅なのですが、昨年の豪雨災害で「蟹田駅⇔三厩駅」間が不通になっていて、もともと赤字路線だったことと、地元住民も廃止に賛成していることから、このまま廃線になるであろうと考え、蟹田駅を終点とみなしてます。
ただこの先に、青函トンネルに乗り入れる分岐点「中小国駅」があり、それを見れなかったのが残念です。
蟹田駅では乗ってきた列車で折り返しますが、8分しかないため駆け足でホーム散策。
この先に北海道新幹線との合流点や本来の終点「三厩駅」があります。
行けないのが残念
だそうです。
17:27乗ってきた電車で蟹田駅出発。
18:02青森駅到着。
次の列車北海道新幹線に乗車するため奥羽本線で一駅「新青森駅」に向かいます。
18:10青森駅発。
18:14新青森駅着です。
新青森駅ではミッションがあります。
起点写真と0キロポストです。
まずは起点写真がこれ。
キロ程は東京駅からの通算ですので0キロポストは無いようです。
なので東北新幹線の終点を表す「713.7キロポスト」を探します。
駅中心を発見。
「674K894M」の表示。
違います。
だったらもっと新函館北斗駅方かと思いホームの端へ向かうと、架線柱に
「675」の表記。
となると、さらに新函館北斗駅方に38kmほど行ったところが東北新幹線と北海道新幹線の境界ということになりますので今回は諦めました。
18:41発のはやぶさ31号で新函館北斗駅を目指します。
残念ながら帰りも「E5系」です。
車中で新青森駅から38km地点がどの辺りか調べると、なんと「奥津軽いまべつ駅」が38.5kmじゃないですか
で、乗車したはやぶさ31号は「奥津軽いまべつ駅」に停車しましたので車中から駅中心を探しましたが見当たらず、発車直後にそれらしきものを発見。
それがこれ。
iPhoneのカメラではこれが限界。
なんとなく「713.12」と見えます。
正解だったとしても600mほど足りません。
で発車後すぐに
津軽線からの合流点。
となるとますますこの辺りが怪しいのですが、考えられるのは合流点と言われている「中小国信号場」。
沿革を辿ってもそう考えられます。
旧津軽海峡線と青函トンネルの関係を考えても同様です。
19:44新函館北斗着。
あとは宿泊地の函館駅に向かうだけ。
19:55発の快速「はこだてライナー」。
途中、五稜郭駅にしか止まりません。
先行の貨物列車が遅れていたため、予定より7分遅れの20:17函館駅着。
函館駅到着後は函館本線の起点写真。
と0キロポスト。
といっても正確には0キロではないので、また今度、本来の0km地点を目指してみます。
そのかわり。
ホテルに向かう道中、お好み焼き屋で晩ご飯。
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今日も無事乗りつぶすことができました。
明日はいよいよ3日目最終日。
函館本線だけを攻略しますが行ったり来たりの難関路線
頑張りまーす