北大路機関

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【京都幕間旅情】阪急嵐山線6300系と京都本線1300系-懐古趣味と云われても古い電車の乗り心地

2023-06-11 18:22:57 | コラム
■嵐山線のふるい電車
 嵐山線を利用するというのはこれはもう6300系電車に乗れるという事に他ならない。

 阪急6300系、京とれいん運用はほぼ終了してしまい、通勤電車を頑張って改造した新型に置き換わっていますが、嵐山線での運用は続いています。2300系電車の路線、とわたし世代では勝手に思っていた路線ですので慣れるまで時間はかかりましたが、既知の電車だ。

 3300系や5300系が本線で運行をがんばっているところですので、もちろん6300系が長年の特急運行で消耗している事は理解しているのですが、観光路線である嵐山線、それほど速度を求められず通勤輸送の苛烈度も比較的低い嵐山で末永く運行して欲しいとおもう。

 1300系電車。云われてみるとというべきかのかもしれませんけれども、あの懐かしい丸ライト形状で車体も丸っこい印象を残した、つまり優しい顔立ちの阪急電車は着実に減ってはいるのですね。時間帯によってはもう、昭和組というべき旧型車両がなかなか来ない。

 新しい車体も悪くはないのだけれども。いや旧型車が何が良いのか、と問われると、総新型車両の方が同じロングシート車でもソファ部分と云いますか座席のクッション部分がよく弾んで座り心地は良いですし、冷房効率も確かに扉が開いても直ぐに涼しさをたもつ。

 1300系は特急運行も為されている、けれどもクロスシート車の9300系と遠目にはよく似ているのでホームに近づいてくるとロングシート車で恐らくこの混雑度合いでは座る事が出来ないとさとってしまいガッカリする事もある、これも新型車への難色の一つなのかも。

 懐古趣味ではない、とおもう、たぶん。新型車は良いのだけれども、6300系が主力特急であった頃には、車内の大半が座席となっていて始発駅乗車でなくとも相応に座る事が出来たし、見た目で、それは京阪特急程ではないけれども、近づいてくる特急が遠目にも直ぐクロスシートとわかったものです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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