高知駅から窪川駅の間に「時代の夜明けのものがたり」と言う観光列車がある。
この列車に気が付くのが遅いのがいけなかったのだが、3週間半前で既に満席だった。
でも誰かがキャンセルするだろうと信じて、みどりの窓口に通ったら直前で空きが出た。
この列車は高知駅を出発し、見どころの駅に停まりながら2時間半かけて窪川まで行く。
全席グリーン車の特急で乗車券のほかに料金券が2500円かかる。
いってみれば動くレストランかな
11;45に「時代の夜明けものがたり」が入線してきた。
結構人気で、乗客でも鉄でもない人も写真を撮っている。
全席グリーン車なので内装はとても豪華だった。
この列車へはお茶や水以外の持ち込みはできない。
お酒や食べ物は車内の売店で購入する必要があるとの事だった。
出発時刻が近づくと乗客がぞろぞろと入ってきた。
どうもそのツアー会社が確保した席の空席を購入できたみたい。
残り席なので奥さんとは背中合わせになったけど、
両サイドの景色が楽しめるのでOK
ツアー客には豪華な弁当が配られている。
この弁当1個5000円で予約できるのだけど、
コスパが悪いなって思い注文しなかった。
代わりに予約注文したのが「かつおデニッシュ」
ビール付きで1200円なのだけどお値打ちな様に思う。
その他に土佐泡盛、司牡丹、ジンジャーハイボール飲んだけど+2300円だった
列車は高知駅を出発すると、いくつかの途中駅に運転停車しながら進んで行った。
停車の都度、その土地のゆかりを説明してくれる。
出発の高知駅をはじめ、駅では列車に手を振って迎えてくれる人が沢山いた。
※後でで知ったのだけど、「お手振りツアー」ってのがあるらしい
列車は海が見える安和駅で停車する。
乗客に鉄は少ないみたいで、降車するとみんな駅の直売ブースに駆け込んでいった。
列車と海を写真に収めようとする人はいない。
だから構図を考えながらゆっくりと先頭車と海の写真を撮ることができた
窓越しの海をパチリ
車体が綺麗すぎてバックが写り込んでしまった
そして先頭車アップにしてパチリ
いいんじゃないあかぁ。。
そして車内からもパチリ
列車は14:40窪川に到着。
十分に満足のゆく観光列車だった。
同じ車両のツアー客たちは忙しく列車を降り、既に駅の外へ向かっている。
「時代の夜明けのものがたり」は30分後にまた高知駅に折り返すので、
スタッフも準備に忙しく動いていた。
今夜は中村にホテルを予約している。
そこまでは土佐くろしお鉄道に乗って行く予定だ。
しばらくするとあしずり5号がやって来た。
そしてこのままホテルに入るには早すぎるので、土佐上川口駅で途中下車してみた。
これといった特徴のない駅だったけど、風がそよそよとして気持ち良い。