春日井駅から中央本線の普通列車で名古屋駅に戻り,「名古屋JRゲートタワーホテル」にチェックインした。

 暑い中,撮影してきてTシャツが汗で濡れていたため,チェックインして早々に入浴することにした。
 足が伸ばせる風呂は,入っていて気持ち良い。これだからJR系列のホテルは,やめられない。自宅の風呂が狭いから,たまには広い風呂で足を伸ばして,香りの良い入浴剤を入れて癒やされたいものである。それだけでも当ホテルに泊まる価値がある。
 入浴後,着替えて外出した。TwitterのフォロワーでJR東日本の職員さん(運転士)〔※以下,「Kさん」と称する〕と会う約束をしており,名古屋駅「太閤通口」の高速バス乗り場で合流することになっていた。
 このときの私のコーデは,以下の通りである。
 ・半袖Tシャツ2枚
 ・パーカー(AVIREX「デイリーフルジップパーカー(ライトグレー)」)
 ・「伝統横濱スカーフ」:首に「二重巻き」+パーカーのフード上に正方形を半分に折って羽織り,前で固結び。
 ・「ハネクトーン」のセーラースカーフ(ネイビー):2枚重ねでパーカーのフード下に「セーラー巻き」
 この男,私服コーデをどうやってセーラー服のように見せるか試しているようだ。ついでに言えば,キャスケットをかぶっており,10代の女子が着ているようなコーデを真似しているのだな。マスクをしているから顔の下半分は隠れるし,キャスケットを被って男性的な短い髪型と少し広めの額も隠れて小顔効果を狙っているとしか思えない。顔と眼鏡の形で年長者のように見える分,私服コーデで可愛くなりたいというところだろう。
 Kさんと挨拶を交わし,まずは地下鉄東山線で栄に向かった。栄のPARCOで,Kさんが推しているアニメ「五等分の花嫁」の展示会を見てきた。各キャラクターのパネルが展示されるとともに,物販コーナーも展開されていた。私は五月のクリアファイル(2枚セット)を購入した。
 その後,夕食を取ることにした。
矢場の「味仙」に並んでみたが,案内が不親切で,待機列も決して整然としておらず,印象はイマイチだった。調理場から聞こえる鍋を振るう音や中国料理独特の香りは良かったが,残念である。もっとも,18時台に名古屋市内の繁華街に居るという時点で飲食店の混雑は当然のことであろう。
 「矢場とん」矢場町本店も混んでいるため,やむを得ず却下。
しかし,どうしても「名古屋めし」を食べたいという考えは抜けきらず,とっさに思いついたのが「Sugakiya」である。「Sugakiya」も「名古屋のソウルフード」と言われており,関東でいう「日高屋」に近い価格帯がお財布に優しい。ラーメン1杯,390円である。
 今回,私がオーダーしたのは「特製ラーメン」で,温玉とチャーシューが5枚,メンマ,ネギが乗っている。スープは「和風とんこつ」でスッキリした味である。これが560円で食べられて,なおかつ店内は空いていたのでラッキーである。

 
 「Sugakiya」で「特製ラーメン」を食べた後,Kさんがフィギュアショップ買物をされ,その後,大須の「フェドラ」で「電車でGO」をプレイした。
 
 
 1プレイした後,直後に常連客と思われる男性二人組が並んでおり,直ちに譲った。彼らの様子を少し観察していたが,かなりの「やり手」であった。その様子はJR東海の運転士さんの動作を完全再現しているようであった。キビキビと真剣に指差呼称するところがJR東海の運転士さんの特徴である。
 他方,Kさんによれば「JR東日本の運転士,特に東京近郊は指差呼称がテキトーである」とのことである。私の乗車経験とも合致する話であった。横浜線や山手線の運転士はテキトーであったが,地方線区(たとえば,日光線,磐越西線,東北本線黒磯以北など)は真面目に指差呼称をしていた。
 場所を変えて金山の「GIGO」へ行くことにした。上前津から地下鉄名城線に乗り,2駅目である。
 
 
 
 
 
 金山の「GIGO」で中央本線(名古屋地区),総武線をプレイした。他方,Kさんが「電車でGO」の復刻版をプレイされた。Kさんによると,復刻版は「ブレーキの効きが弱い」のと,ダイヤに余裕が無いこと,持ち時間制であることから難易度が高い。
 また,Kさんからの御指導によれば,「電車でGO」をプレイするときに「音声ガイドなどをオフにして,より実際の運転に近い状態でプレイするほうが運転に集中できて高評価を得られる」とのことである。これは次にプレイする機会があったら実践してみたい。
 「はしご酒」ならぬ「はしご『電GO』」で一日目は幕を閉じた。名古屋駅でKさんと別れて,ホテルに戻った。