「スパゲッティハウスヨコイ」で「アイアンオムレツ」を食し,大満足で退店した私は名古屋駅の在来線乗り場に向かい,中央本線で多治見に向かった。

 名古屋→多治見(中央本線)

 11:45発 快速 中津川行き

 315系 (8両編成)

 多治見は昨年10月の旅で太多線から中央本線の乗り換えで立ち寄ったが,まとまった時間を設けての撮影,名古屋から列車で向かったことが無かった。今回,それを実行に移した。

 名古屋から乗る中央本線は鶴舞,千種までは都心部の様相で,春日井・高蔵寺周辺は郊外,高蔵寺から先の定光寺と古虎渓は山間部の渓谷を行く車窓となり,エメラルドグリーンに染まった川の流れが綺麗であった。このような車窓を見て,御殿場線の山北~御殿場間,他社になるがJR東日本の磐越西線,東武鬼怒川線の鬼怒川温泉以北,野岩鉄道,会津鉄道の沿線車窓を思い出した。このようなローカル線や秘境駅の要素を示す車窓を8両編成の通勤型電車から見るというのも面白いものである。

 

 名古屋駅から約40分で多治見に到着し,撮影に入った。

・315系C15編成(神領車両区)

快速 中津川行き

 

 ・211系5000番台K5編成+他4連(神領車両区)

 普通列車 名古屋行き(当駅折り返し)

 

  ・315系C5編成(神領車両区)

 快速 名古屋行き

 

 ・211系5000番台K15編成+他4連(神領車両区)

 快速 名古屋行き

 

 多治見駅では列車以外にも方面表示や発車標も撮ってみた。

・方面表示

3番線:中津川・長野方面

2番線:名古屋方面

 中津川は中央本線の名古屋地区における通勤・近郊輸送の終点である。同駅から先は単線区間も登場し,特急「しなの号」以外(普通列車・快速列車)は名古屋方面への直通が無いため,名古屋へ出るには中津川駅で乗り換えが必要になる。中津川から先は,言うなれば「特急街道」である。特急「しなの号」は名古屋駅からの下り列車で07:00~19:40の間に,およそ毎時1本運行されている。「しなの号」で名古屋から長野までの所要時間は約3時間である。

 

 ・発車標(中央本線 名古屋方面)

 

 

 ・発車標(中央本線 中津川・長野方面)

 

 

 ・発車標(太多線 可児・美濃太田方面)

 

 太多線は多治見と高山本線の美濃太田を結ぶJR東海の路線である。

同線は単線非電化の路線で,キハ75系やキハ25系といった気動車が運行されている。

 

 梅雨時の6月において,つかの間の晴れであったが,それは暑さもあった。特に多治見は岐阜県内の盆地にあり,夏場は最高気温の高さがニュースで取り上げられることもしばしばある。涼をとるためと列車本数の多い駅へ移動するため,名古屋行きの列車に乗って移動することにした。