2022年2月より、開業・周年記念で運転された臨時列車を取り上げています。

※列車名の明記問わず


第25回目は、JR西日本の山陽本線内の、広島県広島駅と山口県徳山駅間の開業100周年記念で運転された臨時列車を取り上げます。

 

山陽本線に関連する開業記念イベントやきっぷの販売情報は比較的簡単に見つかりますが、時刻表掲載の列車となるととたんに検索難易度が上がります。今回も奇跡に見つけることができた周年記念の列車の情報を、可能な範囲でまとめております。

 

 

  周年記念の概要

広島〜徳山間開業100周年

対象物

JR西日本 山陽本線 

所在地など 神戸〜門司 534.4km
歴史の起源(概要)

1888年11月1日 兵庫 - 明石間が山陽鉄道によって最初に開業

(幾多の開業を経て)

1897年9月25日 広島 - 徳山間(110.26 km)が開業・・ここが起点

 

 

  臨時列車の運行概要

快速 広島〜徳山間開業100周年記念号

運転区間 広島〜徳山
運転日

1997年9月25日のみ

使用車両・編成

JR西日本所有のレトロ客車、牽引機情報なし

列車番号、運転ダイヤなど

9448レ 徳山発 8:51 → 広島着11:10

9449レ 広島発15:32 → 徳山着17:41

途中停車駅(徳山起点):下松、島田、田布施、柳井、大畠、由宇、岩国

備 考 全席指定席

 

この列車については、検索すると湧いてでてくる列車情報も山程あるなかで、この記念列車については面白いくらいに情報がでてきません。知名度低めのマイナーな列車だったようです。

使用客車については、時刻表記事にある「レトロ客車」以外になく、これはSLやまぐち号と同じ表示でしたので、そのまま運用に就いたのであれば、レトロ客車5両編成、だったと推察します。

 

 

  当時の時刻表紙面での臨時列車

1997年10月号の紙面から。JRニュースにも記事がなく、本当にこれだけです、入手できている情報は。。。停車駅の選定にもなにか山陽鉄道の歴史と因果があるのかと疑ってみたものの何もアイディアは出てきませんでした、力不足です、すみません。

JR時刻表1997年10月号より

 

本日は以上です。

 

まとめページはこちらから

 

参考資料 JR時刻表1997年10月号

参考サイト 山陽本線(Wikipedia)