撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪神 尼崎(2013.6.8) 青胴車 5139F 普通 高速神戸行き

2023年06月07日 23時44分29秒 | 阪神
10年前に、阪神 尼崎駅で青胴車のジェットカー5131形を撮りました。
1枚目は、尼崎駅5番線に停車中の青胴車5142の普通 高速神戸行きです。
夜の暗闇になる直前の空が青く写る時間帯に撮ることができました。



2枚目は後追いですが、同じく尼崎駅5番線に停車中の青胴車5139です。



尼崎駅の5番線は本線下りホームの6番線、阪神なんば線下りホームの4番線の両ホームの対面に付与されています。
5番線に停車中の普通列車を通り抜けて、本線と阪神なんば線は相互の同一平面上での対面乗換えが可能なようになっており、乗換客の利便性が図られています。

5131形、5331形は、1981~83年に阪神の青胴車の量産車で初の電機子チョッパ制御車として登場しました。
制御器のメーカーにより形式が分かれており、5131形の14両は東芝製、5331形の10両は三菱電機製が搭載されていました。
1987年のダイヤ改正で普通運用の終日4両編成化が実施されたことにより、1988年から4両固定編成への改造が行われました。
基本的に同形式で4両編成が組まれてましたが、両形式とも同形式同士で4両編成を組むと2両ずつ余るため、最終増備車の5143+5144と5339+5340の2編成で混成4両編成が組まれました。
1995年の阪神・淡路大震災により被災した5337+5338が廃車となったことから、復旧された5335+5336と混成編成を分解した5339+5340により同形式の4両編成化されました。
混成編成のもう一方の5143+5144は当初は5261形の5269+5270、1999年の5261形の廃車後は5311形の5313+5314を固定する編成が変更となっています。
2010年には5311形と4両編成となっていた5143+5144が引退し、その他の5131形、5331形は2015~19年に引退しています。
5139Fは阪神・淡路大震災により高速神戸駅で留置中に被災しましたが、編成ごと復旧されてました。
その後も活躍しましたが、2017年に引退しています。

【お詫び】
申し訳ございませんが、本文の番線の表示に誤りが有りましたので訂正いたしました。


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