回数券で京都へ
私が大好きなもののひとつに、「レストラン列車」があります。
車内でお料理を食べることが目的の列車で、食堂車が衰退した今、新たな列車と食の結びつきを生み出している列車といえるでしょう。
今回はそんなレストラン列車に乗ることが目的の旅です。
目指すは京都の北、海沿いを走る京都丹後鉄道。
そこで運行されている「丹後くろまつ」に乗車します。
行くのは桜の季節ということで、乗車する前に京都の桜の名所も訪れることにしました。
今回使うのはこちらのきっぷ!
新幹線回数券(指定席用)です!
東海道・山陽新幹線回数券指定席用の回数券は2022年3月31日発売分をもって廃止されることになっており、最後の記念に買ってみました!
発行日をよく見ると発売最終日の2022年3月31日になっているのがわかるでしょうか?
一緒についてきた「ご案内」を見ると、発売を終了すること、今後はエクスプレス予約・スマートEXを利用してほしいと書かれていました。
COVID-19の影響もありますが、これらのインターネット予約が普及したことも回数券が廃止された理由。
指定席用なので指定券に引き換えてきました。
さあ、出発です。
N700で京都へ
2022年4月1日、エイプリルフールのこの日、博多駅から出発です。
乗車するのはいつも通りのぞみ2号。
2022年3月12日ダイヤ改正で数年ぶりに博多発車時刻が6:00に戻りました。
なぜか号数が表示されていないN700Aに乗車します。
6:00、定刻通り発車。
なぜか車内の電光掲示板は「博多」を表示しています。
まだ少し薄暗い博多の街が過ぎ去っていきます。
土井・猪野を通過し、筑豊へ。遠賀川を渡ります。
ここで車内販売が来たのでサンドイッチを購入。
やっぱり朝はサンドイッチですよね~
小倉を過ぎ、関門橋が遠くに見えるとすぐに新関門トンネルに入ります。
今回のダイヤ改正で山口県内の停車駅が徳山から新山口に変わりました。
新山口を発車すると遠くに35系客車が停車していました。
いつか乗りましたね〜
↑記事はこちら
岡山を過ぎるとノスタルジー車両が止まっていました。
新大阪到着。あと少しです。
鳥飼車両基地を過ぎ、大阪府から京都府へ。
桜彩る桂川を渡ります。
京都鉄道博物館が見えてくると、まもなく京都。
なぜか出口表示が出ません…
8:43、京都に到着です。
引退の噂…117系に乗車
コンコースには今年で運行開始から30年となる「のぞみ」の展示がありました。
歴代の新幹線たち。
マラソンする各新幹線車両。
…ここはJR東海なので仕方ないですが、国内初の300km/h運転を行いのぞみの高速化に貢献した500系の姿がありませんね…
それがちょっと残念。
さて、最初の観光地に向かうべく、在来線で移動します。
やってきたのは2・3番ホーム。
そこには緑色の、先頭車が特徴的な車両が止まっていました。
117系電車です。
117系は新快速用として登場した車両。
当時は画期的な車両として名を馳せました。
京都の117系は引退の噂があったので乗車してみることに。
(実際このちょうど1年後の2023年4月1日運行を最後に引退しました)
車内は転換クロスシート。
出発するとすぐサンダーバードに追い抜かれました。
数分でお隣の山科に到着。
後続のAシート車を横目に改札へと向かいます。
続きます。
★乗車データ
2A のぞみ2号 東京行き 博多(6:00)⑭→京都(8:43)⑫ N700A F4編成(JR西日本車)
2812M 普通 近江舞子行き 京都(9:13)③→山科(9:18) 117系 S5編成
※2022年4月1日乗車
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