■(1)特急谷川岳もぐら号
JRの臨時列車のお知らせで「特急 谷川岳もぐら号」の運転が告知されていたので乗りに行きました。
「特急 谷川岳もぐら号」は大宮~越後湯沢を高崎線・上越線経由で不定期に運行されている観光特急です。
今年(2023年)の運行日は、6/3,4,17,18、7/8,9、9/16,17。
(2023/06/01時点での運行予定)

列車名は、越後湯沢方面が「谷川岳もぐら号」、大宮方面が「谷川岳ループ号」。
越後湯沢方面だと土合駅が地下だから「もぐら号」、大宮方面は湯檜曽のループ線だから「ループ号」。覚えやすい。


知らなかったんですが、去年までは快速列車だったみたいですね。
快速列車やライナー列車が特急化されるのはお財布に厳しいですが、観光列車なのでそこは受け入れるしかないかなと。
私は土合駅訪問のために課金します。
快速列車、快速のうちに乗っておこう。

さて、谷川岳もぐら号のダイヤは以下の通りです。
大宮 熊谷 高崎 湯檜曽 土合 越後湯沢
11:05着
11:35着
12:34着
12:41着
13:38着
10:37発
11:06発 11:36発 12:37発 13:11発

必要最低限の駅にしか止まらない感じです。
高崎線内は熊谷駅のみ。上越線は水上駅にも停まらない。

上越線2大秘境駅訪問用という感じです。

湯檜曽駅はあまり停車してくれないようですね。メインは土合駅か。
土合駅に30分停車してくれるので、その間に観光をしてくれということでしょうか。
ここの章は旅行前に書いているのですが、果たして地上まで登って降りて観光してを十分にできるのか?

 ■(2)特急谷川岳もぐら号に乗車
そして当日朝の大宮駅。
台風による大雨が心配されましたが無事に収まり、予定通り運行。
ホームには列車が既に来ていて撮影会状態。
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使用される車両は185系。マニアも撮影に来ますねこれは。
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10:37定刻通り列車は大宮駅を出発。
列車は全6両で、自分の乗った6号車は8割程度の乗車率。
特急になっていても普通に人気。
えきねっとで事前申し込みして良かった。5/3は北海道いたので申し込み忘れてそう。
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185系について、車両は詳しくないのであまり語れませんが、国鉄時代の特急車両のようで定期運用は終わっているはず。
私は「ムーンライトながら」で1回乗ったことがあるような。

車掌氏からは「国鉄時代の特急車両で窓が開く」とのアナウンス。
確かに、窓が開く特急車両って最近無いですね。普通列車は換気しまくりですが。
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列車は高崎方面へ進んでいき、高崎駅に着く頃には青空が広がっていました。
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高崎駅でも乗客をさらに拾い、上越線に入ります。
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水上駅では運転停車をし、新清水トンネルに入ります。
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湯檜曽では3分停車の間に記念撮影で多くの乗客が一時下車をしましたが、私は面倒だっだので車内で待機。
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そして4分間トンネルを進み土合駅へ。

 ■(3)土合駅訪問
12:41に土合駅到着。停車時間は30分。
乗客皆が地上を目指します。
私は一旦車内を撮影。185系も乗れる機会は少ないですし。
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車両を撮影したり、地上へ行ったり。というか、人いっぱいいますね。
1車両の定員が大体60人で6両、8割の乗車率として300人前後であればそんなものか?
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安定した気温の地下空間を活かして地ビールを熟成しているようです。
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階段の説明もあります。
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登ってみますが、100段くらいで疲れました。
途中にはベンチもあります。
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時刻表にも「改札からホームまで10分かかる」と書かれていますが実際に10分くらいかかりました。
頂上(地上)に到着です。
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川のせせらぎ。
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ゴールと思ったらまだまだ。
ラスボスを倒したと思ったら真のラスボスが来た、みたいな。
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さらに歩を進め今度こそ到着。
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改札口。
7/2は谷川岳の日ということで、「臨時特急 谷川岳山開き号」が7/1(夜行),7/2(昼行)で運転されるようです。
https://www.jreast.co.jp/press/2023/niigata/20230519_ni01.pdf
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駅ナカにはカフェもあります。
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折角なので地上ホームも見ましょう。
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上りと下りで異なる標高。
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駅舎も撮影。
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キャンプ場も運営されているようです。
帰宅して調べてみると、2021年に開業したグランピング施設「DOAI VILLAGE」のようです。
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そうこうしているとあっという間に残り10分。
地上の滞在時間は10分前後。
停車時間30分だと少し急ぎでの行動になります。40分停車してくれればな・・・という気持ち。

13:11に再び越後湯沢に向けて列車は走ります。
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 ■(4)トンネルを抜けると
新清水トンネルをひたすら走ります。

余談ですが、列車が走るトンネルの中って風圧が凄いんですよね。
ほくほく線の美佐島駅然り。
それで、前の席の乗客が窓を開けてたんですよね。
風圧がえげつなかったです。呼吸がたまに辛くなります。最近流行りの「強風オールバック」が頭をよぎる。
トンネル内では窓は閉めましょう。

トンネルを抜けると流石に6月なので緑一色、土樽駅。
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山中やスキー場を横目に13:38、終点越後湯沢駅に到着。
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列車の本数を気にせず土合駅訪問ができたいい機会でした。
停車時間がもう少し長いと尚嬉しい。

今回はここまで。次回はついでに行った新潟県乗りつぶしです。