今年も、6月初めの恒例イベントがやってきた。
前日からの大雨の影響で開催が懸念されたが、どうにか無事に開催となった。
但し、雨は昼前まで残ったことと、私的に想定外な事が幾つか惹起していたこともあって、今回
フェスタ開催に際して運行されたツアー列車の沿線撮影はしないまま終わった。
会場直通臨時電車の運転は今年もなく、高麗駅から徒歩か飯能駅南口からの臨時バスのみ。
飯能〜高麗間では、今回も臨時普通列車の運転があった。
但し今回は101系の多摩川線車両交換と重なり、4000系4両編成での運行に。
仕事での疲労蓄積による足の不安もあったため、臨時バスを選択して11時過ぎに会場入り。
今回からステージイベントと物販が復活し、コロナ禍前に近い賑わいが戻ってきた。
編成単位での展示はなかったが、目玉となったのは機器更新で入場中の6000系クハ6101!
台車こそ仮台車になっていたが、方向幕のままで最後?の展示となった。
自分にとっては、30周年ヘッドマークが外されかつ前照灯がLED化されてからは初撮影に。
まだまだ更新途上のようだが、また一段、長く活躍を続けるのは頼もしくもある。
他のラインにはモハユニットも。
今回見られたのは、10両中4両のみであった。
このほかに、クハ38809の姿も。
また、今回の展示で特異だったのは、新しい塗装ブースの内部が公開されたこと。
CAB-747という最新塗装ブースは2台設置。
乾燥まで行い環境改善あて作業効率の向上を図るそう。
1番ブースにはクハ38109が置かれていた。
このような形での公開は、今回が最初で最後になるだろうとの由。
台車作業場の展示は、作業一連の実演も注目されていたが、傍には…
今後の車両検査のヒント?になるボードも。
マルタイや軌陸車の展示もあるなか、やはり気になるのは6000系。
サハ6401の方向幕は既に外されていた。
ツアー列車は、10000系が豊島園始発で運行されたのが目新しかった。
久々に池袋線に入線したのも、撮り鉄には注目ポイントだったようである。
ステージイベントには、お馴染み立川真司さんのほか杉浦哲郎さん、久野知美さんが登場。
安定の遅延wをしつつ、なかなかの盛り上がりでありました。
2000系110周年記念トレインも、ツアー列車に充当。
発車を見守ろうとしたが、天気が回復して暑くなりアイスを食べに逃げる事態に(^_^;)
そして、今回もやっていたAK-3コンプレッサーの動作実演。
コミカルなKY活動表ともども、すっかり名物の一つとして定着しているようで。
関連するCPなど機器類展示も、細かいネタが随所に散りばめられて楽しい展示でありました。
こうした公開イベントの有料化が進む中で、事前応募の定員制とはなったものの無料を堅持して
さまざま大変な状況下で開催してくれたことに対して、西武鉄道には敬意を表したい。
ついつい以前の開催事例を見比べて、ああだこうだ…と考えてしまいがちなのは汗顔の至りだが
できなかったことが段々できるようになり、喜びがあちこちに溢れる良いイベントだったかと。
またここから、一歩前進。
次の機会にも、漏れなく笑顔で再会できますように!