西武・電車フェスタ2023 in 武蔵丘車両検修場 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。
その時限りも大事だけど、できる限り日常を大事に。

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今年も、6月初めの恒例イベントがやってきた。

前日からの大雨の影響で開催が懸念されたが、どうにか無事に開催となった。

但し、雨は昼前まで残ったことと、私的に想定外な事が幾つか惹起していたこともあって、今回

フェスタ開催に際して運行されたツアー列車の沿線撮影はしないまま終わった。



会場直通臨時電車の運転は今年もなく、高麗駅から徒歩か飯能駅南口からの臨時バスのみ。

飯能〜高麗間では、今回も臨時普通列車の運転があった。

但し今回は101系の多摩川線車両交換と重なり、4000系4両編成での運行に。

仕事での疲労蓄積による足の不安もあったため、臨時バスを選択して11時過ぎに会場入り。


今回からステージイベントと物販が復活し、コロナ禍前に近い賑わいが戻ってきた。

編成単位での展示はなかったが、目玉となったのは機器更新で入場中の6000系クハ6101!


台車こそ仮台車になっていたが、方向幕のままで最後?の展示となった。

自分にとっては、30周年ヘッドマークが外されかつ前照灯がLED化されてからは初撮影に。


まだまだ更新途上のようだが、また一段、長く活躍を続けるのは頼もしくもある。


他のラインにはモハユニットも。

今回見られたのは、10両中4両のみであった。

このほかに、クハ38809の姿も。


また、今回の展示で特異だったのは、新しい塗装ブースの内部が公開されたこと。



CAB-747という最新塗装ブースは2台設置。

乾燥まで行い環境改善あて作業効率の向上を図るそう。

1番ブースにはクハ38109が置かれていた。

このような形での公開は、今回が最初で最後になるだろうとの由。


台車作業場の展示は、作業一連の実演も注目されていたが、傍には…

今後の車両検査のヒント?になるボードも。



マルタイや軌陸車の展示もあるなか、やはり気になるのは6000系。

サハ6401の方向幕は既に外されていた。


ツアー列車は、10000系が豊島園始発で運行されたのが目新しかった。

久々に池袋線に入線したのも、撮り鉄には注目ポイントだったようである。


ステージイベントには、お馴染み立川真司さんのほか杉浦哲郎さん、久野知美さんが登場。

安定の遅延wをしつつ、なかなかの盛り上がりでありました。


2000系110周年記念トレインも、ツアー列車に充当。

発車を見守ろうとしたが、天気が回復して暑くなりアイスを食べに逃げる事態に(^_^;)


そして、今回もやっていたAK-3コンプレッサーの動作実演。


コミカルなKY活動表ともども、すっかり名物の一つとして定着しているようで。

関連するCPなど機器類展示も、細かいネタが随所に散りばめられて楽しい展示でありました。


こうした公開イベントの有料化が進む中で、事前応募の定員制とはなったものの無料を堅持して

さまざま大変な状況下で開催してくれたことに対して、西武鉄道には敬意を表したい。

ついつい以前の開催事例を見比べて、ああだこうだ…と考えてしまいがちなのは汗顔の至りだが

できなかったことが段々できるようになり、喜びがあちこちに溢れる良いイベントだったかと。


またここから、一歩前進。

次の機会にも、漏れなく笑顔で再会できますように!