近鉄名古屋と伊勢志摩を結ぶ名伊乙特急は充当車両が豊富なので趣味的に面白く、名古屋発着の列車では最長の8両編成もあるので狙う楽しみがありますが30000系ビスタカーを含む編成の場合は同系同士によるV8編成になることは原則として無く、汎用形との混成になるので組み合わせによっては当たり外れが大きいです。30000系は昭和生まれですが2度のリニューアルでグレードアップしているので平成生まれの特急車に負けない車両になったと感じており、車内表示器やコンセントは無いものの眺めの良い2階席の存在は大きいです。
(2023.5.13 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)
名伊乙特急への充当のため富吉車庫から近鉄名古屋へ回送される30000系+22000系の8両編成です。名古屋〜富吉間は特急車の回送が比較的多く、撮影には都合が良いですが回送列車は営業列車よりも速度を落として走行することが多いので狙いやすく、行先表示さえ気にしなければ良い組み合わせが来た時にラッキーって思えます。
※撮影した回送列車は名古屋方からV14+AL11の組み合わせでした。
(2023.5.13 近鉄八田にて撮影)
そして次は近鉄名古屋から賢島へ向かう22000系+30000系8両編成の名伊乙特急です。組み合わせは1枚目の回送と同じですが充当編成が異なり、こちらは名古屋方からV13+AL07でした。撮影した列車は近鉄名古屋14:10発の7415レで、賢島には16:17に到着しますが都市部の高架線を走る姿も格好良いと思っており、22000系だけで組んだ8両編成ならより美しいので撮影出来たら嬉しくなります。