名古屋線では3両単独で普通や準急運用に入ることの多い2430系ですが全編成がB更新を終えており、後期施工車は化粧板や床材をシリーズ21と同等のものにしているため初期施工車とは車内の雰囲気が異なっています。後期施工車のうちG46は名泗コンサルタントの全面ラッピングを施していたことがあり、その頃は2430系の中でも特に目立つ存在になっていました。


(2023.5.13 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 名古屋線の2430系における初期のB更新施工車は私の中ではG34の印象が強いのですが現在はパンタグラフが下枠交差形に交換されており、ひし形の頃と比べるとスッキリした印象を受けます。写真は普通運用に入るG34ですがク2534の前面幌はマルーン(内側はアイボリー)のままで、この前面にはよく似合います。


(2023.5.13 近鉄八田にて撮影)

 近鉄名古屋へ向かったG34は折り返し伊勢中川行き普通で戻って来ました。日中にこの行先の普通電車を見たのは久し振りのことだったので得した気分になれましたが天気が良くなかったのが残念で、雨が降っていなかったら蟹江付近など沿線で狙っていました。