〜2023年3月6日(月)〜

盛岡で迎える2日目の朝。今日も窓の外には雄大な岩手山(の右半分😅)。

午前7時30分、2泊したホテル ジン 盛岡駅前をチェックアウト。盛岡駅近くながら繁華街から離れた場所に位置し、静かで快適。

途中の跨線橋からも岩手山(の右半分😅)。通りかかった701系を入れて📷

東日本パス3日目最終日の今日は帰路。行きと逆の経路で長野へ。
まずは東北新幹線「やまびこ54号」。東日本パスで自由席に乗車可能。

7時55分、E5系「やまびこ54号」入線。

おっ?向かいのホームにはいるのは紫ラインのH5系。初めて見た👀

発車まで時間があるので、気になっていた駅弁を購入しにいったんコンコースへ。
平泉うにごはん。夜行くと売り切れていて、ようやくゲット。これは今日の夕食に。

定刻8時10分、盛岡を発車。

東日本パス所持者で混雑かと思いきや、ガラガラ。平日だから?

車窓には岩手山(ようやく全景😅)。雪を頂いた岩手山は本当にきれい。

北上川の向こうに聳えるのは、たしか焼石岳とそれに連なる山々。

とかくトンネルだらけな新幹線の車窓も、こうしてきれいな景色が見えると楽しい。しかし速すぎて目が追いつかず😩

今度は栗駒山。雪が降る冬から早春にかけては山の景色がひときわ絶景。

山の景色が一段落し街の車窓に変わると、間もなく仙台。

9時21分、仙台に到着。ここで乗り換え。

在来線ホームへの通路には、かつてのゆかりある列車達のヘッドマーク。思い出などと言わず、ぜひ復活を☝️

常磐線が発車する6番線ホームへ。全線再開してくれてからもう3年。早い早い💦

9時44分、E657系「ひたち14号」品川行き入線。

帰りもこちらの「仙台ひたち」で東京まで。

やがてドア開放。行きは仙台まで乗り通す人は少なく見えたけど、帰りのこの列車は仙台時点でそこそこ埋まって、9号車の乗車率は30%ほど。これは東日本パス効果?

定刻10時14分、仙台を発車。東京まで約4時間半の長旅。

この列車で東日本パス指定席3回目。
新幹線改札の入出場記録は3回が限度?たしかにこれ以上記録するときっぷが真っ赤で読めなくなりそう💀

さっそくビールタイム。初めて見たヱビス ニューオリジン。爽やかながら力強い苦味とでもいうか、ウマッ🍺
仙台駅ニューデイズで東日本パス提示10%引き+仙台駅カード(?)を頂く。

いい記念品。ありがたく永久保存させて頂きます🙇

そして仙台駅のカキめしで遅めの朝食または早めの昼食。紐を引っ張ると加熱されるタイプ。こちらも10%引き。

大粒カキのカキめしをアツアツのまま。
個人的駅弁食材四天王はイクラ・カズノコ・ウニ・カキ。食材四天王はやはり期待を裏切らない。平泉うにごはんも楽しみ😋

まだ冬枯れの早春みちのくを南へ。

岩沼を過ぎ東北本線と分岐。

常磐線に入ると、車窓に阿武隈川。

雄大な阿武隈川の向こうには蔵王の山々。東北らしい景色。

この辺り津波対策で線路が内陸に移され、さらに高架化しての復旧。更地の中の真新しい高架橋を行く。

10時52分、相馬。
やはり自分には在来線特急の適度な速さが心地いい😙

11時08分、原ノ町。
料金が高くても早く着きたいなら新幹線、のんびり優雅に行きたいなら在来線、と旅客が選択できるのが望ましいけど、残念ながらこの国の鉄道はそうではなくなってしまった。

特に整備新幹線とセットとなる世界的にも類を見ない並行在来線3セク化というシステムが、先人達が築き上げてくれた鉄道ネットワークを見る影もなく分断。
それぞれの第3セクターは独自に頑張ってくれてるけど、旅行者から見ると分かりにくい使いにくい感は否めず。

11時25分、浪江。なみえ焼きそばが食べたくなる🐵

11時30分、双葉。ここからは福島第一原発の間近を通過する区間。

シーンとした風景の中にE657系のモーター音が響く。

帰還困難区域が解除のメドも立たないまま今なお残るこのエリア。

地図を見ると、その近さを実感。

真新しいバラストと架線柱が復旧への苦難を物語る。

11時44分、富岡。
何ができる訳でもなく心苦しいけど、帰還困難区域が今も存在していることを常に心に留めておきたい。

11時58分、広野。
駅に着く度じわじわ乗客が増え、もう9号車の乗車率は50%近い🧐

のどかな風景の中を南へひた走る「ひたち」。仙台−東京は新幹線or在来線特急を選択できる数少ない区間。

やがて車窓に常磐線の列車達が見えてくると、間もなくいわき。

12時18分、いわき到着。
仙台から約2時間。乗りごたえ満点「仙台ひたち」の旅はまだ道半ば。