ミジュマルトレイン及びとばしまメモリーの運行で以前より面白くなったと感じている近鉄の伊勢志摩ローカルですが賢島まで行く列車が少なくなったため志摩線(鳥羽〜賢島間)での撮影・乗車がしにくくなり、「あののんびりさが良かったのに・・・」って思うことも多くなりました。志摩線は今も一部区間が単線で、複線化された区間も線形が良くない所が多いため特急でもそれ程速く走ることは出来ず、ゆっくりした走行が多いです。


(2023.5.13 五十鈴川にて撮影)

 前面に小さな副標を取り付けてローカル運用に入る1230系VC32です。この副標を取り付けている列車は自転車を直接車内に持ち込めるサイクルトレインで、平日は五十鈴川〜賢島間、土休日は松阪〜賢島間でそれぞれ実施していますが副標付きの列車であっても櫛田・明野・朝熊・池の浦・加茂・白木・沓掛・穴川の8駅では自転車での乗降は出来ないので気を付ける必要があります。


(2023.5.13 五十鈴川にて撮影)

 サイクルトレイン対象列車の副標は運転士のいる1両目にのみ取り付けられるので乗務員のいない2両目は何も無く、後ろから見ると非対象列車と変わりませんが片側だけの取り付けだと手抜きにも感じられるので2両共取り付けてほしいと思っており、実現したら有り難いです。また副標は標準塗装の編成だけでなくミジュマルやとばしまメモリーにも取り付けられるのでそれを狙うのも良く、特にミジュマルは土休日のみ運行予定時刻が公開されているので有り難いです。