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テーマ:鉄道(21841)
カテゴリ:特急列車(国鉄・JR)
カニ24100番台:寝台特急「明星」
新幹線の博多開業以前、九州方面の寝台特急は体系的に大変わかりやすく整理されていました。 新大阪から鹿児島本線及び長崎本線系の客車寝台が「あかつき」、熊本への電車寝台が「明星」、日豊本線への客車寝台が「彗星」、岡山発の鹿児島本線への電車寝台が「月光」、京都発西鹿児島行きの電車寝台が「きりしま」、といった具合です。 昭和49年、私が初めて大阪に行ったときは、客車寝台に二段式の24系25形0番台が登場していたため、客車寝台は20系・14系0番台・24系・24系25形0番台と非常に豊富でした。 その中で、「明星」と言えば新大阪~熊本を結ぶ電車寝台特急のみを指し、しかも同一区間の定期で4往復も存在しました。他にも「あかつき」が7往復、「きりしま」1往復、「月光」2往復があったわけですから、如何に夜行列車の需要があったかということが分かります。ちなみに、夜行急行もかなりの本数がありました。 博多開業後は夜行列車も整理されることになり、「あかつき」は長崎本線系だけに使用され、代わって鹿児島本線方面は、車種に拘わらず「明星」に統一されました。 ここに、客車寝台の「明星」が誕生することになったのです。 昭和55年8月 山崎~神足間にて カニ24100番台を最後尾に東海道本線を走る「明星」。全便新大阪止まりの筈なので、回送列車だと思われます。 この頃は情報もなく、偶然に任せて写真を撮っていることが多かったです。この区間でも、時刻表には載っていない、予期せぬ列車を多く撮ることができました。暗かったのでブレてしまったのは残念ですが・・・。 オハネフの向きから全車100番台の編成のようです。 昭和57年10月6日 新大阪駅にて 山口線のSLや小野田線のクモハ42の写真を撮った帰り、新大阪駅に寄ったときのもの。 こちらはオハネフの向きから24系25形0番台ですね。両方の写真ともカニ24100番台だったので、バリエーションが無く残念でした。 「あかつき」の吸収で最大で7往復を誇った「明星」ですが、新幹線の開業と九州内の特急のスピードアップにより需要が低迷し、最後は「あかつき」と併結になるなど寂しい状態になって、最終的には「なは」に名称を譲って消滅することになりました。 「あかつき」併結前には単独のヘッドマークを付けることも無かったので、機関車側の写真も撮っていません。 勢いはまだあったけど、飾り気が無かった関西のブルートレイン。そんな時代の写真でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.28 07:06:51
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