今回も、鹿島鉄道の貨物列車(ジェット燃料輸送)の写真をご紹介します。鹿島鉄道は、常磐線と接続する石岡駅と鉾田駅の間26.9kmを結ぶ非電化の私鉄です。鹿島参宮鉄道、関東鉄道鉾田線、鹿島鉄道と何回か会社名が変わりながら運行を続けて来ましたが、2007年に廃線になりました。

DD13 367とDD902(写真手前のディーゼル機関車)の重連が鹿島鉄道と常磐線の間の中線にやって来ました。
常磐線からタンク車を受け取ると、ディーゼル機関車が連結されました。
鹿島鉄道のDD13は、元国鉄のDD13 171とDD13 367で、1986年と1987年にそれぞれの機関車が入線しました。
DD902(後ろ側)は、1968年に関東鉄道が発注したDD13ベースのオリジナルディーゼル機関車です。晩年は錆止めのような朱色に塗られていました。
DD902は日本製鋼所室蘭製作所に譲渡されたそうですが、その後の消息は不明です。
タンク車を連結した貨物列車は、一旦鹿島鉄道のホームに入線してから出発しました。
写真のキハ431は元加越能鉄道の気動車で、車体長16.5mの小さな車両です。2007年の廃線まで運行され、キハ431とキハ432の両方とも保存されました。
石岡駅の常磐線普通電車。
石岡駅は常磐線と鹿島鉄道の乗り換え駅でした。
ネガスキャンした古い画像ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。