番外 令和2年に「1箇所化」されています、宮崎駅改札口の現在&改札口が「2箇所」であった頃の姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)


 

 宮崎県宮崎市の玄関口でもあります、日豊線の中心駅でもありますJR宮崎駅は、上の画像にもありますように高架駅でもあります。

 

 この宮崎駅の高架化は、宮崎駅付近の立体交差事業に伴うものでありまして、これまでありました駅側線を撤去した上で今からちょうど30年前の平成5年に完成・営業が始まっておりまして、駅の造りからも高架化されている分立派な駅と言う印象も出ていると言ってもいいかとも思います。

 

 また、駅自体は令和2年にリニューアルが行われておりまして、後述のように駅内の姿も変わっておりますし、外観も以下画像にありますように以前のような白・のカラーから、白地のカラーに改められておりまして、以前のスタイルから外観も大きく変化が見られている事が伺わせております。

 

 (平成28年撮影)

 

 また、この年の10月には、「ひむかきらめき市場」と呼ばれる既存の高架下店舗を利用した形でオープンしておりまして、既存の「ファミリーマート」などの店舗に、土産物店の「宮崎銘品蔵」や、ファーストフードの「マクドナルド」や「ケンタッキーフライドチキン」などが入っております。

 

 さらに、同じく令和2年11月には新たな商業施設でもあります「アミュプラザ宮崎」がオープン、宮崎初となります「東急ハンズ(現・ハンズ)」や「ABCマート」などと言った店舗、映画館(シネマコンプレックス)の「ワンダーアティックシネマ」などがオープンしておりまして、駅も「集まる場所」としての姿を見せております。

 

 

 さて、肝心の宮崎駅のホームは2面2線のホーム・線路配置となっているのが特徴でもあります。この駅では、以下画像にもありますように特急「にちりん」・「ひゅうが」・「きりしま」が発着する駅でもありますし、日豊線内の普通列車、日豊線~宮崎空港線、日豊線~日南線の直通列車も運行されているなど、宮崎地区でも最も大きい駅である事も伺わせております。

 

 また、それら列車が発着する事もありまして、以下画像にもありますように787系電車が宮崎駅ホームに並ぶ姿も見られておりまして、かつては485系電車が多く見られていた宮崎地区ではありましたが、現在はその485系電車自体が姿を消してしまいましたので、787系電車自体が主役となっている事も画像のようにわかるのではないかとも思う所であります。
イメージ 4

 

 

 そして、この令和2年に大きな動きが見られておりました宮崎駅ではありますが、この年に不自由さも解消される動きも見られておりました。今回、その部分を見る事ができておりましたので、ここからは皆様にご紹介してまいります。

 

 

 それが、自動改札機がこれまでの2箇所から1箇所に変更されておりまして、以下画像のような姿となっております。実際に、以下画像右側には駅事務室がありまして、その下の画像からもわかりますようにさらに「みどりの窓口」もありまして、改札口手前に設けられている事がお分かりいただけます。

 

 

 そして、かつては以下画像の1・2番ホーム、3・4番ホームへ向かう所に改札口が設けられておりました。この姿からは面影と言うものは見る事ができませんが、後述の画像を見ますとお分かりいただけるのではないかとも思います。

 

 (1・2番ホーム方)

 

 (3・4番ホーム方)

 

 尚、画像の北側にはトイレが設けられておりますが、以前はその北側に店舗が設けられておりました。したがって、改札口が2箇所設けられていた事によりまして、駅の南北にありました店舗間の行き来もできておりましたが、北側店舗の閉鎖(南側移転など)に伴いまして新たにトイレが設けられるに至っております。

 

 

 ここからは、以前撮影していた画像からご紹介してまいります。まずは平成22年に撮影しておりました画像でありますが、改札口が1・2番ホーム向け、3・4番ホーム向けと2箇所設けられておりまして、1・2番ホーム~3・4番のホームにおいて乗り換えが生じたりする場合には必ず改札口を通らないといけなかった事がわかります。

 

 (奥が都城方(南側)にあたります)
イメージ 5

 

 (1・2番ホーム行き改札口)
イメージ 6

 

 (3・4番ホーム行き改札口)
イメージ 7

 

 

 そして、こちらは「SUGOCA」宮崎エリアが導入されました平成27年11月の翌年の平成28年2月に撮影したものでありますが、改札口に関しましては2箇所設けられている事には変わりありませんでしたし、県内初の自動改札機が「SUGOCA」導入に伴い設けられておりまして、新たな姿が宮崎駅に設けられていた事がお分かりいただけます。

 

 (奥が都城方(南側)にあたります)
イメージ 8

 

 この自動改札機では、それぞれ3箇所から入る事ができるようになっておりまして、加えまして両ホーム行き来対応で1箇所有人用の改札口も設けられておりました。もちろん、「SUGOCA」などのICカード対応となっておりまして、画像上の青い部分がICカードの読み取り機でありますが、その部分をタッチしますと読み取る事ができるようになっているのがわかります。
イメージ 9

 

 さらに、自動改札機設置に伴いまして、駅員向けには新たにボックスが設けられておりました。この駅の駅員室自体は設けられておりましたが、それらボックスは有人改札を通らないといけない場合や清算時などに使っていたものでありまして、このボックス設置は良かったのではないかとも思います。
イメージ 11

 

 

 そして、令和2年の両側改札口廃止・1箇所化へと至りましたが、私自身もこの間訪問自体がありませんでしたので、今回一箇所化の姿を見まして他の駅と同じ姿に変わったんだなという事を実感しました。私自身もホーム間移動で改札を越えないといけない場合には正直抵抗があっておりましたし、その分撮影も行いにくいと言う印象さえもあっただけに、その不自由が見られなくなっている事は良かったのではないかと思う所ではあります。

 

 

 今回は、両側改札口廃止・改札口1箇所化など、宮崎駅の変わった姿に関しましてご紹介しましたが、他にも「アミュプラザ宮崎」などと言った商業施設がその令和2年に開業していた訳ですので、3年の間に大きく宮崎駅自体も変わった事が伺わせております。私自身も正直駅自体の変貌ぶりには驚かされましたが、特に改札口1箇所化は同年3月の事でもありましたので、まさに変貌への大きな一歩ではなかったでしょうか。これからも、ご覧の皆様の中には宮崎駅を利用される方もいらっしゃるとは思いますが、1箇所しか存じなかった方もかつては2箇所改札口があった事を存じていただければと思っております。