JR宇部線や山陽本線で活躍する105系通勤形電車。このうち2022年春ごろに運用離脱し、下関総合車両所運用検修センターに留置されていた増結用のクモハ105-23と24が5月23日、事業用車クモヤ1451103のけん引で移動しました。

 

 

 

 

クモヤ145-1103(左)が連結されたクモハ105-24。23はその後ろにつながっています

 

 

 

クモヤ145-1103は昨年検査を受けたようで、まだきれいな状態でした

 

 

 

クモハ105-23と24は1両で1編成として扱われ、それぞれI01、I02編成を名乗っています。運用離脱後は下関総合車両所運用検修センターに隣接する電留16番線の奥に押し込まれていました。

 

 

その後山陽本線での105系運用は23年3月のダイヤ改正で減車され、同じく増結用だったクモハ105-21と26も運用離脱しました。ワンマン運転が開始されたため、非対応だったクモハ105-23と24はさらに出番のない状況でした。

 

 

クモハ105-23の妻面。営業運転では表に出ない部分ですが、留置場所が県道沿いだったため見ることができました

 

 

22年6月時点のクモハ105-24(手前)と23。営業運転時上り方に連結されていた増結用。下関駅では出口階段に近く、乗車機会が多くありました

 

 

 

クモハ105-23と24の今後は地元ファンとしては気になるところですが、この日は所用があり2両の移動先を確認できませんでした。

 

 

その後、25日に山陽本線上り列車から運用検修センターを見てみました。本線側の留置線にクモハ105形を連結したクモヤ145-1103がいましたが、つながれていたのはクモハ105-21(と車番不明のもう1両)でした。県道からはクモハ105-23、24と思われる車両が奥の方に見えました。

 

 

私の25日の目撃情報は不確実で、その後の状況も確認できていませんが、出番を失ったクモハ105形にそのうち何らかの動きがあるかもしれません。

 

 

【追記】

クモハ105-23と24は、23年6月末ごろまでに再び県道にやや近い位置に移動していましたが、7月3日に下関総合車両所に回送されたようです(23.7.4)

 

 

 

 

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